デコードとは?でこーど
デコードとは、符号化(エンコード)されたデータを元の形式に戻し、再生や表示ができる状態にする処理。動画や音声はそのままでは容量が大きいので圧縮した形で保存・配信し、見るときにデコードして映像と音に戻す。エンコードとデコードの両方を担うソフトウェアや回路をコーデックと呼ぶ。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
音や映像をデジタル化すると、そのままではファイルが巨大になり、通信回線に載せても再生が追いつかない。そこで送る前にデータを圧縮された符号へ置き換え、受け取った側で元に戻すという取り決めが作られた。この往復は送る側と受け取る側が同じ規格を知っていて初めて成立するため、規格が合わないと「ファイルはあるのに再生できない」形で表面化する。
具体例
YouTubeで動画を見るとき、配信側はH.264などの規格でエンコードしたデータを送り、手元のPCやスマートフォンがデコードして映像に戻している。音楽配信のMP3も同じ関係で、再生機器がその規格をデコードできなければ音は出ない。
試験での引っ掛け
デコードと復号(暗号を解くこと)の混同が定番。デコードは決められた規格に沿って元の形式へ戻すだけで鍵は要らず、規格さえ分かれば誰でも戻せる。暗号の復号は鍵を持つ者だけができる。また非可逆圧縮をデコードしても、圧縮時に捨てた情報までは戻らない。
関連用語
出た過去問
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問76(IPA)解説で登場
コンピュータにおける命令の実行順序に関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。コンピュータにおける命令の実行順序は、(1)プログラムカウンタの…
正解:a:読込み b:解読
要点:命令実行はフェッチ(読込み)→デコード(解読)→実行の順
命令の実行は、プログラムカウンタが指すアドレスから命令を主記憶に読み込み(命令フェッチ)、次の命令の位置をプログラムカウンタに設定したうえで、読み込んだ命令の内容を解読(デコード)し、それに応じた処理を実行する、という流れで進む。したがってaが読込み、bが解読となる。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 52. マルチメディア技術 > (1) マルチメディアに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。