フィンテックとは?ふぃんてっく
フィンテックとは、店頭のキャッシュレス端末や、経理が扱う請求と入金の流れが、ITによって作り替えられていく動き全体をフィンテック(FinTech:金融と技術を合わせた造語)と呼ぶ。店の側でその入口になるのが決済代行事業者(PSP:Payment Service Provider)で、ここ1社と契約すれば、カード会社ごとに手続きを踏まなくてもカードもQRコードも扱える。売上はいったん代行会社にまとまり、手数料を引かれた額が決められた日に店の口座へ入る。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
店がクレジットカード決済を始めるには、本来はカード会社ごとに審査を受け、契約を結び、システムをつなぐ必要があった。QRコード決済や電子マネーが増えるとその数はさらに膨れ、小さな店ほど手が回らない。加えて、店が自分でカード番号を預かれば、漏えいしたときの責任も設備も重い。間に一社を挟んで接続と番号の保管をまとめて引き受ける形にすれば、店は売ることに集中できる。この分業がフィンテックの広がりを支えている。
具体例
ネットショップ作成サービスのBASEやSTORESを使う個人商店は、契約を一つ結ぶだけで、クレジットカード・コンビニ払い・PayPayでの支払いを受けられる。カード番号は決済代行の側で扱われ、店の管理画面には下4桁など限られた情報しか渡らない。
試験での引っ掛け
「フィンテック=暗号資産」と狭く読ませる選択肢に注意する。スマートフォン決済、家計簿アプリ、クラウドファンディング、ロボアドバイザーまで含む広い言葉である。また決済手段の分類も問われる。前払いのプリペイド型(Suicaなど)、口座から即時に引かれるデビット型、後払いのクレジット型は支払いの時点が違う。決済代行を使う店はカード番号を自社で持たない設計になっている点も、責任の所在として問われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和2年度 10月試験 ITパスポート試験 問35(IPA)
ある企業が、フィンテックを活用した新サービスを実現するためのプログラムを開発しようとしている。そこで、デザイナ、プログラマなどを集めてチームを編成し、数日を掛け…
正解:ハッカソン
要点:ハッカソンは短期集中で開発し成果を競うイベント
ハッカソンは「ハック」と「マラソン」を合わせた造語で、技術者やデザイナなどが短期間集中して開発に取り組み、成果物を発表・競い合うイベントを指す。新しいサービスのアイディアを短時間で形にする場として、企業の新規事業開発などでも活用される。
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問4(IPA)
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。