セグメンテーションとは?せぐめんてーしょん
セグメンテーションとは、市場全体を、年齢・性別・住んでいる地域・ライフスタイル・買い方など、ニーズや特徴が似た顧客の集まり(セグメント)に分けること。分けたあとで、自社が狙う集まりを選び(ターゲティング)、競合との違いをどう打ち出すかを決める(ポジショニング)。この3段階の最初にあたり、頭文字をとってSTPと呼ぶ流れの「S」である。
最終更新:2026-10-10
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顧客のニーズは人によって違うため、全員に同じ商品を同じ売り方で届けようとすると、誰にとっても決め手に欠ける商品になりやすい。限られた予算と人手で成果を出すには、似た顧客をまとめて捉え、どの集まりに力を注ぐかを選ぶ必要がある。その前提となる「分け方」を決めるのがセグメンテーションである。
具体例
化粧品メーカーが、同じ肌のお手入れ用品でも「10代向けのにきび対策」「40代以降向けのしわ対策」「男性向け」のように年齢や性別で市場を分け、それぞれに商品と広告を用意するのが典型例。年齢・性別・地域のほか、「月に何回来店するか」といった買い方で分けることもある。
試験での引っ掛け
セグメンテーションは市場を「分ける」段階であり、分けた中から狙う市場を「選ぶ」ターゲティング、自社の立ち位置を「決める」ポジショニングとは別の段階である。選択肢の説明が「分ける」「選ぶ」「位置づける」のどれかで見分ける。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問22(IPA)解説で登場
ターゲットマーケティングの説明として、適切なものはどれか。
正解:市場を幾つかのセグメントに分割し、少数のセグメントに絞ったアプローチを行う。
要点:ターゲットマーケティングは市場を細分化し狙う層へ集中する
ターゲットマーケティングは、市場を年齢・地域・嗜好などの基準で細分化(セグメンテーション)し、その中から狙う層を選んで経営資源を集中させる考え方である。限られた資源で効果を高めるために、すべての顧客を一様に扱わない点が特徴となる。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問18(IPA)
マーケティングにおけるセグメンテーションとして,消費者を,商品購入に対する態度で分類することがある。オピニオンリーダと呼ばれる消費者の商品購入に対する態度として…
正解:新商品を販売初期の段階で購入し,その商品に関する情報を友人や知人に伝える。
要点:オピニオンリーダは早期購入し周囲へ影響を与える層
オピニオンリーダは、新商品を比較的早い段階で購入し、その使用感や評価を周囲へ発信することで他の消費者の購買に影響を与える層である。単に人より早く手に入れたいだけの層や、他人の評価を参考にする追随層とは役割が異なる。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問2(IPA)解説で登場
マーケティング戦略の策定において、自社製品と競合他社製品を比較する際に、差別化するポイントを明確にすることを表す用語として、適切なものはどれか。
正解:ポジショニング
要点:競合と比べた自社の立ち位置を決めるのがポジショニング
市場を細分化し(セグメンテーション)、狙う市場を選び(ターゲティング)、その市場で自社製品をどう位置づけるかを決める一連の流れをSTPと呼ぶ。このうち最後の段階が、競合と比べた自社の立ち位置・差別化の軸を明確にする作業にあたる。価格帯や品質、用途などの2軸マップ上で自社と競合を配置して検討することが多い。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問2(IPA)解説で登場
年齢,性別,家族構成などによって顧客を分類し,それぞれのグループの購買行動を分析することによって,集中すべき顧客層を絞り込むマーケティング戦略として,最も適切な…
正解:セグメントマーケティング
要点:属性で市場を細分化し狙う層を絞るのがセグメントマーケティング
市場を年齢・性別・家族構成といった属性で切り分け、そのグループごとの購買行動を分析して狙う層を絞り込む手法をセグメンテーションと呼び、それに基づく戦略がセグメントマーケティングです。市場全体を一律に扱うのではなく、限られた資源を有望な層に集中させる点が特徴です。
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問35(IPA)解説で登場
マーケティング戦略の策定プロセスのうち、自社製品の差別化ポイントを明確化するものはどれか。
正解:ポジショニング
要点:ポジショニングは競合と比べた自社の立ち位置を定める
STP分析では、市場を切り分けるセグメンテーション、狙う層を選ぶターゲティングに続き、ポジショニングで自社製品が競合と比べてどこに位置し、何を強みとして選ばれるのかを定める。つまり差別化ポイントを明確にする工程がポジショニングである。ここで定めた位置付けを踏まえて、具体的な4P(製品・価格・流通・販促の4つの施策)の施策を組み立てる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。