コンティンジェンシー予備とは?こんてぃんじぇんしーよび
コンティンジェンシー予備とは、プロジェクトで洗い出し済みのリスクが実際に起きた場合に備えて、あらかじめ予算やスケジュールの中に組み込んでおく余裕(予備)のこと。金額や期間は、リスクの起こりやすさと影響を数字で見積もった結果をもとに決めることが多く、リスクが起きた際にはプロジェクトマネージャーの判断で使える。これに対し、洗い出せていない未知のリスク(プロジェクトの性質上どうしても起こり得る不測の事態)に備えて別に確保する全体の予備は「マネジメント予備」と呼ぶ。マネジメント予備を使うには経営層など、より上位の承認が必要で、この点でコンティンジェンシー予備と区別される。
最終更新:2026-10-10
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プロジェクトは計画どおりに進むとは限らず、問題が起きてから追加のお金や日数を探していては間に合わない。他の作業を削るはめにもなる。そこで、起こりそうな問題(リスク)をあらかじめ洗い出し、その分の余裕を計画に入れておく。起きたときに計画を崩さず対処するためである。
具体例
開発プロジェクトの予算1億円に加えて、洗い出し済みのリスクに備えたコンティンジェンシー予備として500万円を計上しておく。連携している外部サービスの接続の仕様が変わった際に、その予備費から追加の開発費を支出する。
試験での引っ掛け
識別済みのリスクに備える「コンティンジェンシー予備」と、未知のリスクに備える「マネジメント予備」は目的も承認権限も異なるため、同じものと混同しないこと。
関連用語
出た過去問
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問42(IPA)
プロジェクトにおいて、当初のプロジェクト範囲に含まれている、予測はできるが発生することが確実ではないイベントの対策費用のことをコンティンジェンシー予備という。あ…
正解:開発環境で機器が故障したときの機器の入替えに必要なコスト
要点:コンティンジェンシー予備は範囲内の不確実な事象への備え
コンティンジェンシー予備は、起こることをあらかじめ想定できるものの、実際に発生するかどうかは確実でないリスクに備えて、当初のスコープ内で確保しておく費用である。機器の故障はこれに当てはまる。管理作業やツール購入は発生が確実な通常のコストであり、スコープ外の新規要求は当初計画に含まれないため別枠で扱う。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。