ウェアレベリングとは?うぇあれべりんぐ
ウェアレベリングとは、SSDやUSBメモリの中身であるフラッシュメモリ(電源を切っても内容が消えず、書き換えもできるメモリ)は、同じ場所を書き換えられる回数に上限がある。そこで、書き込む場所を全体に散らして、一部だけが先に使えなくならないようにする仕組みがウェアレベリング。SSDなどの中の制御装置が自動で行い、記憶装置全体の寿命を延ばす。
最終更新:2026-10-10
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フラッシュメモリは書き換えるたびに少しずつ傷んでいく。パソコンは同じファイルを何度も上書きするので、そのまま同じ場所に書き続けると、その部分だけが早く壊れる。全体はまだ使えるのに一部のせいで使えなくなるのを防ぐため、書き込み先をこっそり入れ替える工夫が入った。
具体例
パソコンで同じExcelのファイルを毎日上書き保存していても、SSDの中では、実際に書き込まれる場所が毎回別の場所に入れ替わっている。パソコンからは同じ場所に見えたまま、中の制御装置が書き込み先を振り分けている。
試験での引っ掛け
「寿命を延ばす仕組み」であって、「速くする仕組み」ではない。また、書き込み場所が勝手に入れ替わるため、ファイルを上書きしただけでは古いデータが別の場所に残ることがある。過去問では、SSDを捨てるときに通常の上書きでは消し残りが出るので、SSDが自分で全体を消す専用の消去機能を使う、という理由として問われた。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問63(IPA)解説で登場
SSDの全てのデータを消去し、復元できなくする方法として用いられているものはどれか。
正解:Secure Erase
要点:SSDの完全消去には装置内蔵のSecure Eraseを使う
Secure Eraseは、SSDやHDD自身が備える内蔵コマンドで、記憶素子の全ブロックを消去して初期状態に戻す機能です。SSDはウェアレベリング(書き込みを全体に散らして寿命を延ばす仕組み)により実際の記録位置が把握できず通常の上書きでは消し残しが生じるため、装置側の機能で一括消去する方法が有効です。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。