ひな形(テンプレート)とは?ひながた
ひな形(テンプレート)とは、記入する項目と体裁だけを先に用意しておいた、文書づくりの土台になるファイル。書き手は中身を埋めるだけでよいので、抜けや書式のばらつきが起きにくい。原本は読取り専用の場所に置いて守り、使う人は開いた直後に別名で保存し、自分の作業用ファイルへ切り離してから書き込む。
最終更新:2026-10-10
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同じ種類の文書を各自が白紙から作ると、項目の並びも呼び名もばらばらになり、読む側は毎回どこに何が書いてあるかを探すことになる。集計する担当者にとっては、様式が揃っていないだけで転記の手間が跳ね上がる。書く人の自由を少し減らす代わりに、読む側と集計する側の手間をまとめて減らすのがひな形である。
具体例
マイクロソフトはWordやExcelに履歴書・請求書・議事録などのひな形を標準で用意している。社内では、総務が作った業務報告書のひな形を部門サーバの読取り専用フォルダに置き、各自は開いてすぐ「名前を付けて保存」で個人用フォルダへ移してから記入し、完成したものだけを報告書フォルダへ複写する。
試験での引っ掛け
ひな形を開いてそのまま「上書き保存」すると原本を書き換えてしまう(読取り専用にしてあれば保存自体ができない)ので、手順は必ず「名前を付けて保存」が先になる。ITパスポートの中問では、作りかけのファイルを共有フォルダに置かない決まりのもとで、完成→共有先へ複写→個人用の分を削除という順序まで問われる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問93(IPA)
【中問C:業務報告書の作成に関する記述】S社の総務部では、所属員が1週間分の業務実績をまとめた業務報告書を毎週作成して、部門のファイルサーバ(以下、部門サーバと…
正解:報告_10092情報太郎
要点:命名規則は各要素の桁数どおりに埋めるのが基本
命名規則は「報告_」に続けて、年の下2桁、月2桁、週の連番1桁、作成者氏名をつなげる形である。2010年9月第2週なら、年は10、月は09、週は2となるため、固定文字の後は10・09・2の順に並ぶ。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問94(IPA)
【中問C:業務報告書の作成に関する記述、問93と同じ前提】業務報告書の作成には、PCの個人用フォルダを一時的に利用し、完成後に部門サーバの“報告書”フォルダに保…
正解:a → d → f → e → g → b
要点:ひな形は名前を付けて保存してから編集し、完成後に共有先へ移す
読取り専用のひな形を開いたら、まず所定のファイル名を付けて個人用フォルダに保存し、そこで内容を記述して上書き保存する。作成中のファイルを部門サーバに置かない決まりなので、完成してソフトを終了した後に部門サーバへ複写し、個人用フォルダの分を削除する流れになる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問30(IPA)
情報システムに蓄積されたデータを分析し、業務に活用することを目標としているが、社員の経験不足のために進んでいない。目標の実現に向けての優先度の高い取組みとして、…
正解:分析の代表事例と分析用テンプレートを提供する。
要点:経験不足が原因なら事例とテンプレートで着手を助ける
進まない原因が社員の経験不足にある以上、まず必要なのは「どう分析すればよいか」を示す道具立てである。代表的な分析事例と、そのまま使える分析用テンプレートを配れば、経験の浅い社員でも手順をなぞって着手でき、活用のきっかけを作れる。設備やデータ提供時期の改善は、経験不足という原因には直接効かない。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問70(IPA)解説で登場
ワープロソフト、プレゼンテーションソフトで作成した文書やWebページに貼り付けて、表現力を向上させる画像データのことを何と呼ぶか。
正解:クリップアート
要点:貼り付けて使うイラスト素材がクリップアート
クリップアートは、文書やスライド、Webページに貼り付けて使うために用意されたイラストや図案の素材集である。手軽に見栄えを整える目的で使われる。CSSはWebページの見た目を指定する仕組み、キャプチャは画面などを取り込む操作、テンプレートは書式のひな形を指す。
出典:平成31年度 春期 ITパスポート試験 問8(IPA)解説で登場
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。