貸宅地とは?かしたくち
貸宅地とは、借地権が設定されている土地を、地主の側から見たもの(底地)。借地人の権利がある分だけ自由に使えないため、「自用地評価額×(1−借地権割合)」で評価します。借地権と貸宅地を合計すると、ちょうど自用地評価額になる関係です。
FP3級を最短で暗記・合格する →貸宅地の具体例は?
自用地評価額5,000万円・借地権割合60%の土地を他人に貸して家を建てさせている地主のケース。地主が相続で引き継ぐ土地の評価額は5,000万円×(1−0.6)=2,000万円です。地代収入は入りますが、土地を自由に売れません。
貸宅地は試験でどう引っ掛けられる?
借地権割合を「掛ける」のが借地権、「1から引いた残り」を掛けるのが貸宅地。どちらの立場から見た評価かを取り違えないこと。また貸宅地は貸家建付地とも計算式が違うので、3つを並べて整理します。
貸宅地と関連する用語は?
貸宅地が出た過去問は?
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問59(IPA)解説で登場
借地権(定期借地権等を除く)の目的となっている宅地の相続税評価額は、その自用地としての価額が1億円、借地権割合が60%である場合、原則として、( )となる。
正解:4,000万円
要点:貸宅地=自用地評価額×(1-借地権割合)
他人に土地を貸して家を建てさせている土地(貸宅地)は、地主が自由に使えないぶん評価が下がります。評価額は「自用地としての価額×(1-借地権割合)」で計算し、1億円×(1-0.6)=4,000万円です。減った6,000万円分は、借りている側が持つ借地権の価値となり、その人の相続財産になります。地主側と借主側を合わせるとちょうど1億円になる、と考えると仕組みが分かりやすくなります。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。