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監査証拠とは?かんさしょうこ

監査証拠とは、システム監査人が結論を導く根拠として集める、客観的に確かめられる事実や資料。設定画面の記録、アクセスログ、承認印のある申請書、突合の結果、観察やインタビューの記録などが該当する。監査報告での指摘は監査人の印象ではなく、入手した監査証拠に裏付けられていなければならない。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では3問の解説で触れられています(2017年度〜2019年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/マネジメント系

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背景

監査の結論は被監査部門にとって不利にも働き、改善のための費用を伴う。それを監査人の心証だけで言えてしまうと、指摘が妥当かどうかを誰も確かめられず、監査そのものが信用されなくなる。第三者が後から同じ資料をたどって同じ結論に行き着ける形にしておくことが、独立した立場からの評価が成り立つ前提になる。だから証拠の入手と保管が手続として定められている。

具体例

経済産業省のシステム監査基準は、監査人が結論を裏付ける監査証拠を入手し、監査調書として保管することを求めている。「退職者のアカウントが速やかに削除されている」と結論づけるのであれば、人事部門の退職者一覧とアカウント削除の実行ログを突き合わせた結果を、証拠として残しておく必要がある。

試験での引っ掛け

監査調書との区別が問われる。事実そのもの(ログ・申請書・突合の結果)が監査証拠で、それらを実施内容とともに監査人が整理して記録した文書が監査調書である。また被監査部門の口頭説明だけでは証拠力が弱く、記録による裏付けが要る。証拠は監査人が自ら入手するものであり、相手が用意した資料を無条件に採るものでもない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 3問の解説で触れられる(2017年度〜2019年度)
  • 分野:マネジメント系
  • 監査調書との区別が問われる。