性能テストとは?せいのうてすと
性能テストとは、システムが要件で決めた処理性能を満たしているかを確かめるテスト。応答時間(要求してから結果が返るまでの時間。レスポンスタイム)、スループット(単位時間あたりの処理件数)、CPU やメモリの使用率などを測り、要件の数値と比べる。機能が正しく動くかではなく、速さと処理量を見る点で、非機能要件(機能以外の品質の要件)を確かめるテストに分類される。
最終更新:2026-10-10
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機能のテストを全部通っても、利用者が増えた途端に画面が返ってこなければシステムは使えない。開発中は少人数・少量のデータでしか動かさないため、性能の問題は本番さながらの量をかけて初めて表に出る。そこで、速さと処理量を独立したテストとして測り、リリース前に要件の数値と突き合わせるようになった。
具体例
楽天市場のようなネット通販サイトが大型セールに備えるなら、「商品ページは2秒以内に表示する」「1秒間に1万件の注文を受け付ける」といった要件を決め、Apache JMeter のような試験用のツールで仮想の利用者から大量のアクセスを送り、応答時間と処理件数が要件の範囲に収まるかを測る。
試験での引っ掛け
性能テストの対象は「要件の数値を満たすか」で、機能が仕様どおりかを確かめる機能テストとは目的が違う。新旧システムの切替え手順の確実性を確かめるのは移行テストで、性能の確認とは対象が異なる(過去問で選択肢として並ぶ)。想定どおりの負荷で測る負荷テスト、想定を超える負荷で壊れ方を見るストレステストは、性能テストの中の種類として区別して問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問56(IPA)解説で登場
システムの移行テストを実施する主要な目的はどれか。
正解:確実性や効率性の観点で、既存システムから新システムへの切替え手順や切替えに伴う問題点を確認する。
要点:移行テストは切替え手順の確実性と問題点を事前に確認する
移行テストの目的は、新旧システムの切替えが計画どおりの手順と時間で確実に行えるかを事前に検証することである。データ移行の正しさ、作業の所要時間、失敗時の切戻しなど、切替え作業そのものに潜む問題点を洗い出す。機能の充足確認はシステムテスト、性能の確認は性能テストの目的であり、対象が異なる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。