全体最適化計画とは?ぜんたいさいてきかけいかく
全体最適化計画とは、情報システム戦略に基づき、会社全体として業務とシステムをどう作り替えるかを定めた計画。現状(As-Is)と理想像(To-Be)を描いたうえで、どの範囲を、どの順番で、誰が、どれだけの費用と期間をかけて移すかを決める。部門の都合ではなく経営者の承認のもとに全社で進める点が問われる。
最終更新:2026-10-09
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会社のシステムは、必要になった部署が必要になった時期に個別に作ってきた歴史がある。その結果、同じ顧客のデータが部署ごとに別々に持たれ、似た機能が何本も動き、つなぎ込みのために毎年の保守費だけが膨らむ。部門ごとに見れば最適でも会社全体では無駄という状態が、部分最適の問題である。全体最適化計画は、その状態を経営の判断として作り替えるための設計図として置かれる。
具体例
国の府省が策定する「業務・システム最適化計画」が典型で、対象業務、刷新後の姿、実施時期、経費削減目標を定めて公表する。民間でも、事業部ごとに3系統ある受注システムを共通マスタへ寄せる計画を作り、初年度はコード体系の統一だけ、翌年に業務統合と段階を分ける。
試験での引っ掛け
全体最適化「方針」(どんな姿を目指すか)と全体最適化「計画」(いつ何をどの順で実施するか)は別物として選択肢に並ぶ。EA(エンタープライズアーキテクチャ)は目指す姿を描くための設計・管理手法であって、実行計画そのものではない点も取り違えやすい。
関連用語
出た過去問
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。