メモリインタリーブとは?めもりいんたりーぶ
メモリインタリーブとは、主記憶をバンクと呼ぶ複数の区画に分割し、隣り合う番地を別々のバンクへ順ぐりに割り当てておくことで、いくつものバンクを重ねて動かし実効的な読み書き速度を上げる高速化技法。効果が出るのは連続した領域をまとめて読むときに限られ、この条件つきである点が出題の焦点になる。
最終更新:2026-10-09
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主記憶に使われる素子はCPUの動作速度に追いつかず、1回アクセスすると次を受け付けられるまで回復時間が要る。1つのかたまりとして扱う限り、この待ち時間はそのまま性能の頭打ちになる。そこで番地を複数のバンクへばらして置き、あるバンクが回復している間に隣のバンクを動かして待ち時間を隠す発想が生まれた。キャッシュメモリと並ぶ、記憶階層の速度差を埋める代表的な工夫として問われる。
具体例
8バンク構成なら、番地0から7までが順にバンク0〜7へ振られ、8番地目でまたバンク0へ戻る。配列を先頭から順に走査するプログラムでは8つのバンクが同時に動けるため、待ち時間が隠れて理論上は最大8倍近い読み出し性能になる。
試験での引っ掛け
並行して動けるのは、続けて触る番地が別々のバンクに載っているときだけである。8バンクなら0番地・8番地・16番地…と飛び飛びに参照する処理は毎回同じバンクに当たるため並行化できず、効果はほとんど消える。よく使うデータを高速な記憶に置くキャッシュメモリとは、速くする理屈がそもそも違う点も押さえたい。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問3(IPA)
コンピュータの高速化技術の一つであるメモリインタリーブに関する記述として,適切なものはどれか。
正解:主記憶を複数の独立して動作するグループに分けて,各グループに並列にアクセスする方式
要点:メモリインタリーブは主記憶を分割し並列アクセスする技術
メモリインタリーブは主記憶を複数のバンク(独立して動作するグループ)に分割し、連続アドレスを各バンクに振り分けて並列にアクセスする高速化技術である。1バンクのアクセスが完了するのを待たずに次のバンクへアクセスできるため、実効的な転送速度が上がる。キャッシュやDMAとは別の仕組みである点に注意する。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。