プロダクトライフサイクルとは?ぷろだくとらいふさいくる
プロダクトライフサイクルとは、製品が市場に出てから姿を消すまでを、導入期・成長期・成熟期・衰退期の4段階でとらえる考え方。段階ごとに売上と利益の伸び方、競合の数、有効な打ち手が変わるため、いまどの段階にあるかによって投資するか回収するかの判断を切り替える。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
同じ製品でも、出したばかりの時期と行き渡った後では売れない理由がまったく違う。前者は知られていないこと、後者は買い替え需要しか残っていないことが原因で、打つべき手も広告と価格で正反対になる。段階に名前を付けておけば、状況の見立てと打ち手の当てはめを型として進められる。FEでは各段階の特徴を選ばせる形で出る。
具体例
スマートフォンは2008年前後には認知を広げる導入期にあったが、行き渡った現在は成熟期にあたり、各社はカメラ性能や価格帯での差別化と買い替え促進に軸足を置いている。家庭用ゲーム機も世代ごとに同じ4段階をたどる。
試験での引っ掛け
成長期と成熟期の特徴の入れ替えが定番。売上が急に伸びて新規参入が相次ぐのが成長期、伸びが鈍って価格競争と差別化が中心になるのが成熟期である。利益が最大になる時期は売上が頂点に達する時期と必ずしも一致しない点にも注意する。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問67(IPA)
プロダクトライフサイクルにおける成長期の特徴はどれか。
正解:市場が製品の価値を理解し始める。製品ラインもチャネルも拡大しなければならない。この時期は売上も伸びるが,投資も必要である。
要点:成長期は需要拡大とともに差別化と競争激化が進む
成長期は、市場に製品が受け入れられて需要が急拡大する段階である。参入企業が増えて競争が激化するため、製品の差別化や市場の細分化を進め、品種の追加やコストダウンで優位を確保することが課題となる。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問68(IPA)
プロダクトライフサイクルにおける成熟期の特徴はどれか。
正解:需要が大きくなり、製品の差別化や市場の細分化が明確になってくる。競争者間の競争も激化し、新品種の追加やコストダウンが重要となる。
要点:成熟期は競争激化により差別化とコストダウンが鍵になる
成熟期は需要が大きく伸び切り、市場が飽和に近づく段階である。競合が出そろって競争が激化するため、製品の差別化や市場の細分化、新品種の追加やコストダウンによる収益確保が重要になる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。