ディスクキャッシュとは?でぃすくきゃっしゅ
ディスクキャッシュとは、HDDやSSDのような遅い補助記憶へのアクセスを減らすため、一度読み書きしたデータを主記憶やディスク装置内のメモリに一時的に取っておく仕組み。同じデータをもう一度使うときはメモリから返せるので速く、書き込みもいったんためてからまとめてディスクへ反映できる。CPUと主記憶の間にあるキャッシュメモリと同じ発想を、主記憶と補助記憶の間で使ったもの。
最終更新:2026-10-09
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主記憶と補助記憶の速度差は数千倍から数万倍あり、プログラムがディスクを読むたびに待っていたら処理全体が遅くなる。プログラムは同じファイルを繰り返し使う傾向があるので、「一度読んだものはメモリに残す」だけで待ち時間の大半を消せる。科目Aでは記憶階層(レジスタ→キャッシュ→主記憶→補助記憶)の位置づけと、ライトスルー/ライトバックという書き込み方式の違いが問われる。
具体例
一度開いたWordのファイルを閉じてすぐ開き直すとほぼ待たずに開くのは、内容がディスクキャッシュに残っているため。Linuxで free コマンドを打つと buff/cache という欄にキャッシュに使われている主記憶の量が出て、空きメモリが少なく見えるが実際はキャッシュが占めているだけ、という現象が起きる。
試験での引っ掛け
書き込みをキャッシュにためている間に電源が落ちると、まだディスクに書かれていない分を失う。USBメモリを抜く前に「安全な取り外し」が必要なのはこのため。またキャッシュメモリ(CPUと主記憶の間)とディスクキャッシュ(主記憶と補助記憶の間)は階層が違うので、問題文がどちらを指しているかを確認する。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 2. メモリ > (3) メモリシステムの構成と記憶階層に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。