基本情報暗記無料で始める

クラッシングとは?くらっしんぐ

クラッシングとは、スケジュールを縮めるために、要員や設備を追加投入して個々の作業の所要期間を短くする技法。残業や増員によってコストは増えるが、作業の順序関係そのものは変えない点が特徴である。全体の期間を縮めるには、余裕(フロート)がゼロのクリティカルパス上の作業から、追加費用の安い順に短縮していく。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2026年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/マネジメント系

この語が出る過去問を解く →

背景

納期が動かせないのに計画が間に合わない、という場面は実務で必ず起きる。そのときに取れる手は限られており、作業を並行させて順序を崩すか、資源を足して1本ずつを短くするかのどちらかになる。前者は手戻りのリスクを負い、後者は費用を負う。リスクを取るか金を払うかという選択として整理したのが、ファストトラッキングとクラッシングの対比である。

具体例

クリティカルパス上の作業Aは1日縮めるのに5万円、同じくパス上の作業Bは3万円、パス上にない作業Cは1万円かかるとする。全体を2日縮めたいなら選ぶのはBを2日で6万円であり、いちばん安いCをいくら縮めても全体の期間は1日も変わらない。安さだけで選ぶと効果がゼロになる。

試験での引っ掛け

ファストトラッキングとの取り違えが最頻出。資源を足して期間を縮めるのがクラッシング、順番に行うはずだった作業を重ねて実施するのがファストトラッキングで、後者が増やすのは費用ではなく手戻りのリスクである。またクリティカルパス上にない作業を短縮しても全体は縮まらず、余裕を食いつぶすだけで終わる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では3回出題(2016年度〜2026年度)
  • 分野:マネジメント系
  • ファストトラッキングとの取り違えが最頻出。