アンゾフの成長マトリクスとは?あんぞふのせいちょうまとりくす
アンゾフの成長マトリクスとは、製品(既存/新規)と市場(既存/新規)の2軸を組み合わせ、企業の成長の方向を市場浸透・新製品開発・新市場開拓・多角化の4つに整理したフレームワーク。新しい要素が増える象限へ進むほど、必要な投資も失敗の可能性も大きくなる。
最終更新:2026-10-09
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事業を伸ばすといっても、いまの商品の売り方を工夫するのか、新しい商品を出すのか、別の地域へ出るのかで、必要な準備も抱えるリスクもまったく違う。「何を新しくするのか」を製品と市場の2つに絞って並べたことで、成長の議論が具体的な選択肢の比較になった。経営学者イゴール・アンゾフが1957年に示した枠組みで、FEでは施策がどの象限にあたるかを選ばせる形で出る。
具体例
無印良品を展開する良品計画にあてはめると、既存の店で来店回数を増やす販促は市場浸透、いまの顧客に食品カテゴリを新たに投入するのは新製品開発、既存商品を持って海外へ出店するのは新市場開拓にあたる。
試験での引っ掛け
既存製品×新市場が「新市場開拓」、新製品×既存市場が「新製品開発」で、名称と軸の対応を入れ替えた選択肢が出る。同じ4象限の図でも、PPMは事業への資源配分を決めるための図、こちらは成長の方向を選ぶための図という目的の違いも問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問69(IPA)
アンゾフが提唱した成長マトリクスにおいて,既存市場に対して既存製品で事業拡大する場合の戦略はどれか。
正解:市場浸透
要点:既存市場×既存製品は市場浸透戦略
アンゾフの成長マトリクスは、製品と市場をそれぞれ既存・新規に分けて4つの成長戦略を示します。既存市場に既存製品で臨む象限は市場浸透で、購入頻度や使用量を増やす、競合から顧客を奪うなどして売上を伸ばします。新市場×既存製品が市場開発、既存市場×新製品が製品開発、新規同士が多角化です。
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 1. 経営戦略手法 > (3) 事業戦略に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。