SWOT分析とは?すうぉっとぶんせき
SWOT分析とは、自社の内部にある強み(Strengths)と弱み(Weaknesses)、外部環境にある機会(Opportunities)と脅威(Threats)の4つに情報を整理して、戦略の方向を検討するフレームワーク。強みを機会に当てる、弱みと脅威が重なる領域を避けるというように、内部と外部を組み合わせて打ち手を導く。
最終更新:2026-10-09
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戦略を考えるとき、自社の事情だけを見ていれば市場の変化に置いていかれ、外の動きだけを追えば自社にできないことを掲げてしまう。内側と外側は別々に眺めても意味がなく、組み合わせてはじめて「自社に何ができて、それがいま効くのか」が言える。4象限という単純な枠へ落とし、内外の情報を同じ土俵に並べるための道具である。3C分析やPEST分析で集めた材料を、ここへ整理して使う。
具体例
無印良品を展開する良品計画であれば、簡素な意匠と一貫した品ぞろえによるブランド力が強み、地域によって海外での認知に差があることが弱み、生活様式を簡素にしたい志向の広がりが機会、原材料価格の変動が脅威にあたる。強みと機会を掛け合わせれば、簡素な暮らしを求める層が増えている市場へ優先的に出す、という方向が導ける。
試験での引っ掛け
内部と外部の割り振りを取り違えやすい。自社で変えられるものが強み・弱み、自社では変えられない市場や制度の動きが機会・脅威である。法規制の強化や競合の新規参入は脅威、高い技術力や低い知名度は強み・弱みに入る。また4象限を埋めること自体が目的ではなく、組み合わせて打ち手を出すところまでが分析である点も問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問67(IPA)
SWOT分析を説明したものはどれか。
正解:企業を,内部環境と外部環境の観点から,強み,弱み,機会,脅威という四つの視点で評価し,企業を取り巻く環境を認識する。
要点:SWOTは内部の強み弱みと外部の機会脅威を整理する
SWOT分析は、内部環境を強み(Strengths)と弱み(Weaknesses)、外部環境を機会(Opportunities)と脅威(Threats)の4区分で整理する手法である。自社が置かれた状況を俯瞰し、戦略立案の出発点とすることを狙いとする。内部か外部かという切り口を押さえておきたい。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問67(IPA)
SWOT分析において、一般に脅威として位置付けられるものはどれか。
正解:市場への強力な企業の参入
要点:脅威は外部環境のうち自社に不利に働く事象を指す
SWOT分析では、自社ではどうにもならない外部環境のうち、不利に働く事象を脅威と位置付ける。強力な競合企業が市場に参入してくることは、外部環境の不利な変化であり脅威にあたる。生産効率やシェアは自社の内部要因なので、強みまたは弱みに分類される。
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 1. 経営戦略手法 > (3) 事業戦略に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。