L3スイッチ(レイヤ3スイッチ)とは?
L3スイッチ(レイヤ3スイッチ)とは、L2スイッチのポート密度と高速転送を持ちながら、第3層(ネットワーク層)のIPアドレスに基づく経路選択も行える機器。VLANで分けた社内ネットワーク同士をハードウェア処理で高速に中継する用途で使われる点が問われる。
基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
えるすりーすいっち
L3スイッチ(レイヤ3スイッチ)の意味
L2スイッチのポート密度と高速転送を持ちながら、第3層(ネットワーク層)のIPアドレスに基づく経路選択も行える機器。VLANで分けた社内ネットワーク同士をハードウェア処理で高速に中継する用途で使われる点が問われる。
L3スイッチ(レイヤ3スイッチ)の具体例
営業部VLAN10(192.168.10.0/24)と開発部VLAN20(192.168.20.0/24)を1台のL3スイッチに収容し、部門をまたぐ通信だけを内部でルーティングする。外部インターネットへの接続は別途ルータやファイアウォールへ渡す。
L3スイッチ(レイヤ3スイッチ)は試験でどう引っ掛けられる?
ルータと機能は重なるが、L3スイッチは主にLAN内のIP転送に特化し、WAN回線の終端やPPPoEなどの広域プロトコル処理は一般に持たない。「ルータの完全な上位互換」と考えるのは誤り。
L3スイッチ(レイヤ3スイッチ)と関連する用語
L3スイッチ(レイヤ3スイッチ)が出た過去問
メディアコンバータ、リピータハブ、レイヤ2スイッチ、レイヤ3スイッチのうち、レイヤ3スイッチだけがもつ機能はどれか。
正解:ネットワーク層において、宛先アドレスに従って適切なLANポートにパケットを中継する機能
要点:レイヤ3スイッチだけがネットワーク層のアドレスで転送する
レイヤ3スイッチはOSI基本参照モデルのネットワーク層で動作し、IPアドレスを見てパケットを転送する(ルーティング機能をもつ)点が特徴である。レイヤ2スイッチはMACアドレスというデータリンク層の情報しか見ない。リピータハブとメディアコンバータは物理層の装置で、信号の増幅・中継や伝送媒体の変換を行うにとどまる。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問32(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。