L2スイッチ(レイヤ2スイッチ)とは?
L2スイッチ(レイヤ2スイッチ)とは、OSI基本参照モデルの第2層(データリンク層)で動作し、フレームの宛先MACアドレスを見て必要なポートだけへ転送する集線装置。スイッチングハブとも呼ばれ、宛先を学習して不要な転送を抑えることで衝突を減らす点がFEの頻出事項。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2019年度)。
えるつーすいっち
L2スイッチ(レイヤ2スイッチ)の意味
OSI基本参照モデルの第2層(データリンク層)で動作し、フレームの宛先MACアドレスを見て必要なポートだけへ転送する集線装置。スイッチングハブとも呼ばれ、宛先を学習して不要な転送を抑えることで衝突を減らす点がFEの頻出事項。
L2スイッチ(レイヤ2スイッチ)の具体例
PC-A(ポート1)からPC-B(ポート3)宛のフレームが届くと、ポート3だけへ送りポート2・4には流さない。このため同時に別のポート同士も通信でき、全ポートへ流すリピータハブより実効速度が高くなる。
L2スイッチ(レイヤ2スイッチ)は試験でどう引っ掛けられる?
L2スイッチは異なるネットワークアドレス間の中継(ルーティング)はできない。またブロードキャストフレームは全ポートへ転送するため、コリジョンドメインは分割してもブロードキャストドメインは分割しない。
L2スイッチ(レイヤ2スイッチ)と関連する用語
L2スイッチ(レイヤ2スイッチ)が出た過去問
複数のLANを接続するために用いる装置で,OSI基本参照モデルのデータリンク層のプロトコル情報に基づいてデータを中継する装置はどれか。
正解:ブリッジ
要点:ブリッジは第2層のMACアドレスで中継を判断する
OSI基本参照モデルの第2層(データリンク層)のアドレス、すなわちMACアドレスを見て中継するかどうかを判断する装置がブリッジである。同じセグメント内で完結する通信を他方へ流さないため、無駄なトラフィックを抑えられる。現在のスイッチングハブは、この機能を多ポート化したものと考えるとよい。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問32(IPA)ネットワーク機器の一つであるスイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)の特徴として、適切なものはどれか。
正解:受信したパケットを、宛先MACアドレスが存在するLANポートだけに転送する。
要点:L2スイッチはMACアドレスを学習し宛先ポートにだけ転送する
レイヤ2スイッチは受信フレームの送信元MACアドレスとポートの対応をMACアドレステーブルに学習し、宛先MACアドレスが登録済みならそのポートにだけフレームを送り出す。これにより無関係なポートへ余計なトラフィックが流れず、衝突も減って効率が上がる。全ポートへ中継するのは旧来のリピータハブの動作である。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問32(IPA)メディアコンバータ、リピータハブ、レイヤ2スイッチ、レイヤ3スイッチのうち、レイヤ3スイッチだけがもつ機能はどれか。
正解:ネットワーク層において、宛先アドレスに従って適切なLANポートにパケットを中継する機能
要点:レイヤ3スイッチだけがネットワーク層のアドレスで転送する
レイヤ3スイッチはOSI基本参照モデルのネットワーク層で動作し、IPアドレスを見てパケットを転送する(ルーティング機能をもつ)点が特徴である。レイヤ2スイッチはMACアドレスというデータリンク層の情報しか見ない。リピータハブとメディアコンバータは物理層の装置で、信号の増幅・中継や伝送媒体の変換を行うにとどまる。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問32(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。