DoS攻撃とは?どすこうげき
DoS攻撃とは、DoS 攻撃(Denial of Service attack:サービス妨害攻撃)は、サーバやネットワークに処理しきれない量の要求や、異常な形のデータを送り付けて、本来の利用者がサービスを使えない状態にする攻撃。情報セキュリティの 3 要素(機密性・完全性・可用性)のうち、狙われるのは「必要なときに使える」という可用性である。大量の通信で回線や処理能力を使い切らせる型と、プログラムの欠陥を突く 1 つのデータで機器を停止させる型がある。攻撃元が 1 か所なら、その送信元からの通信を止めることで防ぎやすい。
最終更新:2026-10-10
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インターネットのサーバは、誰からの要求でも受け付けて応答するように作られている。この「来た要求には答える」という性質のため、悪意ある相手が要求を大量に送っても、正しい利用者の要求と見分けずに処理を続けてしまい、資源(CPU・メモリ・回線)を食いつぶされる。データを盗まなくても、通販サイトや予約サイトを止めるだけで相手に損害を与えられるため、攻撃の型として名前が付いた。
具体例
2010 年、愛知県の岡崎市立中央図書館の蔵書検索システムが閲覧しにくくなり、新着図書の情報を自作プログラムで集めていた利用者が逮捕された(のちに起訴猶予)。アクセスは 1 秒に 1 回程度で、図書館側のシステムの不具合も重なっていた。1 台の PC からの要求でもサービスは止まり得ること、そして結果として起きた停止と攻撃の意図は別に考える必要があることを示した出来事として知られる。
試験での引っ掛け
DoS 攻撃は可用性への脅威であり、「データの不正コピー」は機密性、「Web ページの改ざん」は完全性への脅威(基本情報技術者試験でこの 3 つの対応を問う出題がある)。また、攻撃元が多数の機器に分散しているものは DDoS 攻撃と呼び分ける。「入力文字列で SQL 文を書き換える」は SQL インジェクション、「確保した領域を超えて読み書きさせる」はバッファオーバフロー攻撃で、どちらも DoS 攻撃の説明ではない。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問36(IPA)解説で登場
正解:遠隔操作が可能なマルウェアに、情報収集及び攻撃活動を指示する。
要点:C&Cサーバはボットに攻撃や情報収集を指令する司令塔
ボットネットは、マルウェアに感染して外部から遠隔操作できるようになった多数の端末(ボット)の集合である。C&C(Command and Control)サーバはその司令塔として、各ボットに情報を盗む・DDoS攻撃を仕掛けるといった指令を送り、結果を受け取る役割を担う。C&Cサーバとの通信を遮断することがボットネット対策の要点になる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。