行動的特徴(生体認証)とは?こうどうてきとくちょう
行動的特徴(生体認証)とは、生体認証で使う特徴のうち、署名するときの筆圧や筆順、歩き方、キーボードを打つ間隔といった、その人の動作の癖にあたるもの。指紋・虹彩・静脈・顔のような体の形そのものを使う身体的特徴と対になる分類で、動作を伴うぶん体調や慣れによって値が揺らぎやすい。
最終更新:2026-10-09
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身体的特徴は精度が高い反面、専用の読取り装置が要り、指紋のように一度漏れても取り替えられないという弱点がある。動作の癖であれば、署名用のタブレットやスマートフォンの画面など既にある入力装置をそのまま使えるうえ、利用者に特別な操作を求めずに取り続けられる。ログインの瞬間だけでなく、使っている間ずっと本人かどうかを見張る用途に向くのはこのためである。
具体例
銀行の窓口で使うサインの照合装置は、筆跡の形だけでなく書く速度と筆圧の変化まで記録して照合する。スマートフォンの決済アプリでは、端末の持ち方や歩き方の癖を継続的に測り、いつもと違う挙動のときだけ追加の認証を求める作りが使われている。
試験での引っ掛け
身体的特徴と行動的特徴の振り分けが直接問われる。指紋・虹彩・網膜・静脈・顔は身体的特徴、署名の筆跡・歩き方・キーボードを打つ間隔は行動的特徴である。声(声紋)は声帯や口の形という体の特徴と、話し方の癖の両方を含むため、資料によって扱いが分かれる。IPAのシラバスの用語例では声紋認証を署名認証と並べて行動的特徴の側に挙げているので、試験ではその分類で覚える。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (8) 情報セキュリティに関する技術に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。