波長分割多重とは?はちょうぶんかつたじゅう
波長分割多重とは、WDM(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重)は、1本の光ファイバに色(波長)の違う複数の光を同時に通し、それぞれに別々の信号を運ばせる技術。波長どうしは混ざらないので、ファイバを増設せずに回線数を増やせる。波長の間隔が広く安価なCWDM(粗い波長分割多重)と、間隔が狭く多数の波長を束ねる長距離向けのDWDM(高密度波長分割多重)がある。
最終更新:2026-10-09
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光ファイバの敷設は工事費が高く、道路や海底に新しく引くのは簡単ではない。一方でファイバが運べる量は1つの波長では使い切れない。光は波長が違えば互いに干渉しないので、プリズムで虹に分かれる光の逆に、複数の色を1本にまとめて送れば既設のファイバのまま容量を何倍にもできる。基本情報では伝送方式の節で、全二重・TDMA・回線交換と並ぶ用語例。
具体例
日本とアメリカを結ぶ光海底ケーブル「JUPITER」(ソフトバンク・NTT・Amazonなどが共同で敷設)はDWDMで1本のファイバに多数の波長を載せている。国内でも、通信事業者が既設のファイバに波長を追加して回線を増やし、新規敷設のコストを避けるのが日常的な使い方。
試験での引っ掛け
分ける軸を取り違えやすい。時分割多重(TDM)は時間を細かく区切って順番に載せるが、WDMが分けるのは時間ではなく波長(光の周波数)で、電気信号の周波数分割多重(FDM)の光版にあたる。CWDMは波長の間隔が広いので温度管理が要らず安価だが束ねられる本数が少なく、DWDMは間隔が狭くて本数は多いが装置が高価で長距離の幹線向き、という対応も選択肢で入れ替えられる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. データ通信と制御 > (2) 伝送方式と回線に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。