二重脅迫とは?にじゅうきょうはく
二重脅迫とは、ランサムウェア(データを暗号化して使えなくし、元に戻す代わりに身代金を要求するマルウェア)の攻撃者が、暗号化する前にデータを盗み出しておき、「身代金を払わなければ盗んだデータを公開する」とも脅す手口。暗号化による脅しと、公開による脅しの2つを重ねるので二重脅迫と呼ぶ。バックアップから元に戻せても、情報漏えいの脅しは残る点が要点。
最終更新:2026-10-10
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以前のランサムウェアは暗号化だけだったため、バックアップを取っておけば支払わずに済んだ。攻撃者がそれに対抗して、盗んだ情報をダークウェブ(通常の検索では見つからない匿名のWeb)のリークサイトに載せると脅すようになった。
具体例
2023年7月、名古屋港のコンテナターミナルのシステムがランサムウェア「LockBit」による被害を受け、約3日間コンテナの搬入・搬出が止まった。LockBitは盗んだデータをリークサイトで公開すると脅す二重脅迫で知られるグループである。
試験での引っ掛け
「バックアップがあれば被害を防げる」は二重脅迫には当てはまらない(漏えいの脅しは残る)。DDoS攻撃(大量の通信でサービスを止める攻撃)まで加える手口は「三重脅迫」と呼ばれ、二重とは区別される。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。