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フォールトマスキングとは?ふぉーるとますきんぐ

フォールトマスキングとは、装置の内部で起きた故障の影響を、外部に誤りとして現れる前に打ち消してしまう仕組み。多数決や誤り訂正符号(データに検査用のビットを足し、誤りを見つけて直せるようにする仕組み)によって正しい値だけを外へ出すので、利用者からは何事も起きていないように見える。フォールトトレラントシステムを実現する具体的な手段の一つである。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:fault masking、障害の遮蔽

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背景

部品の故障をゼロにはできない以上、故障が起きた瞬間に処理が止まる作りでは、停止の許されない用途には使えない。異常が出た系統を切り離してから予備へ切り替える方式でも、切り替わりが終わるまでの間だけは結果が乱れる。誤った値が外へ出る前に内部で握りつぶせれば、切替も再実行も要らず、稼働したまま処理を続けられる。

具体例

サーバ向けのIntel Xeonが対応するECCメモリ(誤り訂正符号を使うメモリ)は、1ビットの誤りをその場で訂正して正しいデータをCPUへ渡す。ボーイング777の飛行制御計算機のように同じ処理を3系統で行い、多数決で少数派の出力を捨てる構成も、1系統が壊れても飛行が続く。

試験での引っ掛け

故障そのものを起こさせないようにするフォールトアボイダンスとは向きが逆で、マスキングは故障が起きる前提に立つ。また、機能や性能を落としてでも動かし続けるフェールソフトは、機能が減った状態(縮退)が利用者に見える。これに対し、マスキングは影響を外に見せない点が違う。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:テクノロジ系
  • 故障そのものを起こさせないようにするフォールトアボイダンスとは向きが逆で、マスキングは故障が起きる前提に立つ。