ハウジングサービスとは?はうじんぐさーびす
ハウジングサービスは、事業者が自分のデータセンターの場所と設備(ラックの置き場、電源、空調、回線、入退室管理などの物理的な警備)を貸し出し、利用者は自分で用意したサーバなどの機器を持ち込んで設置するサービス。機器そのものは利用者の持ち物なので、機器の調達・故障対応・OSやソフトウェアの管理は利用者が行う。試験では、事業者のサーバを借りるホスティングサービスとの対比で問われる:ホスティングは「事業者の機器を借りる」、ハウジングは「自分の機器を預ける」。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
自社のビルにサーバを置くと、停電に備えた非常用電源、24時間の空調、地震対策、不審者の立ち入りを防ぐ警備などを自前でそろえる必要があり、費用も手間も大きい。機器は自分で選んで管理したいが、建物や電源などの設備だけは専門の事業者に任せたい、という要望に応える形として広まった。
具体例
さくらインターネットや IIJ のようなデータセンター事業者は、ラック単位で場所を貸すサービスを提供している。たとえば、自社で選んだサーバを使い続けたい企業がこうしたデータセンターに機器を運び込めば、停電対策や空調は事業者の設備に任せつつ、サーバの設定や故障時の部品交換は自社の担当者が行う。
試験での引っ掛け
機器を所有・保守するのが誰かで区別する。「ハードウェアの調達や保守を事業者が担う」のはホスティングサービスで、ハウジングサービスではない(過去問 fe-2017h-am-63 の解説がこの対比を名指しする)。また、ハウジングでも建物の入退室管理などの物理的な安全は事業者が受け持つ。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問63(IPA)解説で登場
ホスティングサービスの特徴はどれか。
正解:サービス事業者が用意したサーバの利用権を利用者に貸し出す。
要点:ホスティングは事業者のサーバを借りる、ハウジングは自前機器を預ける
ホスティングサービスは、事業者が用意して運用しているサーバを、利用者が借りて使う形態のサービスです。ハードウェアの調達や保守は事業者側が担うため、利用者はサーバ機器を持ち込む必要も、故障対応を行う必要もありません。利用者が自前の機器を事業者の施設に置くのはハウジングサービスで、両者は対比して覚えます。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。