テスト環境とは?てすとかんきょう
テスト環境とは、作ったプログラムを試験するために、開発環境とも本番環境(利用者が実際に使っている稼働中の環境)とも分けて用意する、コンピュータ・ソフトウェア・データのひとそろい。テスト計画で決めた内容に沿って、テストデータ(試験用に用意した入力と予想される結果)や、未完成の部品の代わりをするスタブ(呼び出される側の仮の部品)・ドライバ(呼び出す側の仮の部品)とともに準備する。後の工程ほど、本番環境に近い構成にそろえる。
最終更新:2026-10-10
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開発者のPCで動いたプログラムが、本番では動かないことがよくある。OSの版、つながる他のシステム、データの量が違うからである。かといって本番環境で試せば、利用者の業務や本物のデータを巻き込んでしまう。そこで、本番に近い条件を再現しつつ、壊しても困らない試験専用の場所を切り離して用意するようになった。
具体例
iPhoneアプリの開発では、AppleのTestFlightを使って、App Storeに公開する前の版を社内の試験者だけに配り、実機で試してもらう。本物の利用者に届く前に、試験者だけが触れる範囲で不具合を見つけられる。業務システムでは、本番と同じ構成のサーバをクラウド上にもう一組用意し、本物に近い量のデータで処理時間を測ることも多い。
試験での引っ掛け
テスト環境は「テスト準備」の一部で、テスト計画(日程・体制・使う道具を決めること)の後、テスト実施の前に整える、という順序が問われる。テストデータに本物の顧客の個人情報をそのまま使うのは誤りで、加工した値や架空の値を使う。また、スタブは下位の部品の代わり、ドライバは上位の部品の代わりで、向きを逆にした選択肢が出る。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。