スニッフィング(盗聴)とは?すにっふぃんぐ
スニッフィング(盗聴)とは、通信経路を流れるパケットを、やり取りしている本人たちに気づかれないまま取り込み、中身を読み取る攻撃。暗号化されていない通信であればIDやパスワード、メール本文がそのまま読める。情報セキュリティの脅威の分類では、データを書き換えない受動的攻撃に位置づけられる。
最終更新:2026-10-09
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
初期のLANは1本の線や集線装置を全員で共有する構造で、自分あて以外のパケットも物理的には手元まで届いていた。無線LANになると、電波が届く範囲にいる誰もが受信できる。届いてしまうこと自体は防げないので、届いても読めない状態にする、つまり暗号化を前提にする方向へ設計が変わった。
具体例
パケットの中身を見る道具そのものは、ネットワーク障害の原因を調べるWiresharkのように正規の解析ソフトとして広く使われている。同じ道具を無断で他人の通信へ向ければ攻撃になる。公衆無線LANでもWPA3やHTTPSで暗号化されていれば、外から分かるのは宛先など外側の情報にとどまる。
試験での引っ掛け
データを書き換えないぶん通信記録に痕跡が残りにくく、被害に気づけないのが厄介な点で、「改ざんされないから軽い」という理解は誤り。防ぐ手段は通信の暗号化であって、パスワードを長く複雑にしても読み取られること自体は止められない。改ざんまで行う中間者攻撃とは分けて覚える。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (3) 脅威に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。