シェアードサービスとは?しぇあーどさーびす
シェアードサービスとは、グループの各社や各部門がそれぞれ抱えていた間接業務を、専用の一組織へ寄せて全社に提供する方式です。対象は経理・人事・給与計算・システム運用など、事業内容が違っても手順をそろえられる仕事が中心で、やり方を統一したうえでまとめて処理することで人手と費用を圧縮します。
最終更新:2026-10-09
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会社や部門が増えるたびに、同じ給与計算や請求書処理をする担当者が各所に置かれ、同じ仕事が何重にも走る状態が生まれます。人数の割に処理が速くならず、担当者ごとにやり方が違うのでミスの直し方も統一できません。そこで「事業ごとに違う仕事」と「どこでも同じ仕事」を切り分け、後者だけを一か所に集めて専門に処理させる考え方が広まりました。試験では、経営資源の集中とコスト構造の見直しを狙う全社戦略の一手段として問われます。
具体例
日立グループは、人事・給与や購買といった間接業務を担う専門会社(日立マネジメントパートナー)を置き、グループ各社の事務をそこへ集めています。各社は自分の事業に人を回せるようになり、集めた側は同じ処理を大量にこなすことで手順を磨けます。
試験での引っ掛け
外部の専門業者へ仕事ごと預けるアウトソーシングと混同しやすいところです。シェアードサービスは寄せ先がグループの内側なので、担当者も知識も社内に残ります。もう一点、集約しただけでは効果は出ません。各社固有のやり方を捨てて手順をそろえることが前提で、標準化しないまま集めると同じ作業が場所を変えて残るだけになります。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 1. 経営戦略手法 > (2) 全社戦略に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。