サービスの予算業務及び会計業務とは?さーびすのよさんぎょうむおよびかいけいぎょうむ
サービスの予算業務及び会計業務とは、ITサービス(社内システムやクラウドの運用など、ITを使って提供する仕事)にかかる費用を前もって見積もって予算を立て、実際にかかった費用を記録・集計してサービスごとの原価と予算とのずれを把握する一連の作業。JIS Q 20000(ITサービスマネジメントの規格)が求める活動の一つで、決めた間隔で予算と実績を見比べ、費用を管理するところまでが含まれる。
最終更新:2026-10-09
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サーバやネットワーク、担当者の人件費は複数のサービスで共用されるため、何もしなければ「このサービスにいくらかかっているか」が誰にも分からない。分からなければ縮小も増強も判断できず、利用部門から費用の根拠を聞かれても答えられない。そこで費用を集めてサービス単位に割り振り(配賦)、予算と比べる作業を運用の一部として定めた。試験では、課金との違いと、購入価格だけでない費用の捉え方が問われる。
具体例
学内のポータルサイトとメールシステムが同じサーバを共用しているなら、サーバ費用をCPUの利用時間の比で二つに分け、それぞれの月ごとの原価を出して年度初めの予算と比べる。このとき数えるのは購入代金だけでなく、電気代や保守費まで含めた TCO(総所有費用)である。
試験での引っ掛け
課金(利用部門に費用を請求すること)は必須ではなく、請求しない組織でも予算業務・会計業務は必要になる。予算は立てて終わりではなく、あらかじめ定めた間隔で実績と比べ、財務予測を見直すところまでが含まれる。費用を導入時の購入価格だけで見るのも誤りで、運用・保守を含めた TCO で捉える。
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 2. サービスマネジメントシステムの計画及び運用 > (9) サービスの予算業務及び会計業務に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。