コンテナセキュリティとは?こんてなせきゅりてぃ
コンテナセキュリティとは、コンテナ(OSを共有したまま、アプリの実行環境だけを分けて動かす仕組み)で動かすシステムを、イメージ(コンテナの元になるソフト一式のひな形)・レジストリ(イメージを保管して配る置き場)・オーケストレータ(多数のコンテナの配置や起動をまとめて管理するソフト)・実行中の4つの面から守る取り組み。コンテナは仮想マシンと違ってホストのOSカーネル(OSの中核部分)を共有するため、特権を与えた実行やホストのディレクトリの不用意なマウントが、そのままホスト全体の乗っ取りにつながる点が中心の論点になる。
最終更新:2026-10-09
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仮想マシンは1台ごとにOSを丸ごと抱えるため起動が遅く、資源も重い。この重さを削るために、OSは1つのまま実行環境だけを分ける方式が広まったが、削ったのはまさに分離の壁そのものだった。速さと引き換えに分離が弱くなったという前提を理解したうえで、イメージの中身と与える権限で埋め合わせる、という考え方が必要になっている。
具体例
土台にはDocker(コンテナを作って動かす代表的なソフト)公式のAlpine Linuxのような最小構成のイメージを選び、入っているソフトを減らして既知の脆弱性の数そのものを下げる。そのうえでTrivyのような検査ツールでイメージを調べ、Kubernetes(多数のコンテナをまとめて管理する代表的なオーケストレータ)の設定では特権実行とホストディレクトリのマウントを禁止しておく。
試験での引っ掛け
「コンテナは隔離されているから安全」は誤り。カーネルを共有する以上、カーネルの脆弱性や特権コンテナからは外へ抜け出され得るため、強い分離が要る用途では仮想マシンとの併用を選ぶ。またイメージの脆弱性は稼働中のコンテナへパッチを当てて直すのではなく、イメージを作り直して入れ替えるのが原則である。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. セキュリティ実装技術 > (5) アプリケーションセキュリティに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。