キャパシティプランニングとは?きゃぱしてぃぷらんにんぐ
キャパシティプランニングとは、将来の利用者数や処理量を予測し、それを支えるのに必要なCPU・メモリ・回線・ディスクの量と増強する時期をあらかじめ決めておく活動。現在の資源使用率を継続して測り、応答時間やスループット(単位時間あたりの処理量)の目標を割り込む前に手を打てるよう見積もる点に狙いがある。
最終更新:2026-10-09
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資源が足りないと分かってから調達を始めても、機器の手配や設定には日数がかかり、その間ずっと利用者は遅い画面を待たされる。逆に余裕を大きく取れば費用が無駄になる。この過不足の板挟みを、勘ではなく測定値と予測で調停するのがキャパシティプランニングである。応答時間などをSLA(サービスレベル合意書)として約束している場合、水準を割ることが契約上の問題に直結するため、継続的な監視と計画が欠かせない。
具体例
1日10万件を処理してCPU使用率が45%のシステムで、利用者が毎年4割ずつ増える見込みなら、2年後には使用率が9割に届く計算になる。そこから逆算して、閾値に定めた80%へ達する時期の前にサーバを増設する、クラウドなら台数を増やす、と決めておく。
試験での引っ掛け
平均の負荷だけで見積もると、月末の締めやキャンペーンのピークで破綻する。基準に置くのはピーク時の負荷である。また、障害が起きたときの代替手段を決めておくコンティンジェンシープランは目的が別で、こちらは平常時に必要な量を用意する計画である。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問14(IPA)
稼働状況が継続的に監視されているシステムがある。稼働して数年後に新規業務をシステムに適用する場合に実施する,キャパシティプランニングの作業項目の順序として,適切…
正解:③,④,②,①
要点:現状把握→要件把握→構成案検討→評価の順で進める
キャパシティプランニングは、まず現状のハードウェア性能や稼働状況という事実を押さえ、次に新規業務の処理件数など将来の要件を聞き取る。その両方が揃って初めて必要な構成を検討でき、最後にその案を評価・見直しする流れになる。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 2. システムの評価指標 > (1) システムの性能特性と評価に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。