同値分割・境界値分析とは?どうちぶんかつ・きょうかいちぶんせき
同値分割・境界値分析とは、入力を「同じ結果になるはずの集合」へ分けて代表値を1つ試すのが同値分割、その集合の境目とその前後を狙うのが境界値分析。欠陥は条件の境目に偏って出るという経験則に基づく設計技法で、全数を試さずに少ない件数で欠陥を捕まえる根拠になる。
最終更新:2026-10-06
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入力の組合せは現実にはほぼ無限で、全数試験は成り立たない。それでも欠陥は一様には分布せず、比較の向き(<と≦)や型の端に偏って現れる、という観測から試す点を意図的に選ぶ技法が体系化された。組込みでは境目が仕様書の数値だけでなく、型の上限・カウンタの折返し・センサのレンジ端という実装と物理の側にも現れる。
具体例
12ビットADCの値を扱う処理なら、有効・無効の同値クラスの代表値に加えて0、1、4094、4095を試す。さらに固定小数点の飽和境界、32ビットカウンタが折り返す点、うるう秒をまたぐ時刻など、仕様書に書かれていない実装側の境目をどれだけ洗い出せるかで、検出できる欠陥が変わる。
試験での引っ掛け
境界値は「境界そのもの」だけでなく「1つ内側と1つ外側」を組で取るのが定石。同値分割では有効クラスだけでなく無効クラスも作る。また代表値を選ぶのは件数を減らす手抜きではなく、減らしてよい根拠を示す技法である——論述ではこの一点を言い切ると、テスト計画の妥当性の説明になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。