信頼性(RASIS)とは?
信頼性(RASIS)とは、システムの評価尺度で、Reliability(信頼性=故障しにくさ)、Availability(可用性=使いたいときに使える度合い)、Serviceability(保守性)、Integrity(保全性)、Security(機密性)の頭文字。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2024年度)。
しんらいせい
信頼性(RASIS)の意味
システムの評価尺度で、Reliability(信頼性=故障しにくさ)、Availability(可用性=使いたいときに使える度合い)、Serviceability(保守性)、Integrity(保全性)、Security(機密性)の頭文字。
信頼性(RASIS)の具体例
可用性に関する要求は、運用時間帯や稼働率の目標値として定義される。
信頼性(RASIS)は試験でどう引っ掛けられる?
Integrity は保全性(完全性)、Security は機密性で、IとSの取り違えが定番。また信頼性(故障しにくさ=MTBF)と可用性(使いたいときに使える割合=稼働率)は別物で、故障が少なくても復旧に時間がかかれば可用性は低くなる。
信頼性(RASIS)と関連する用語
信頼性(RASIS)が出た過去問
SLC(Single-Level Cell)型と比較したとき、MLC(Multi-Level Cell)型のフラッシュメモリの優れている点はどれか。
正解:1セル当たりの記憶容量が大きい。
要点:MLCは大容量が利点、速度・耐久性・保持期間は劣る
MLCは1つのセルに複数の電圧レベルを設けて2ビット以上を記録する方式なので、同じセル数でもSLCより大きな容量を実現でき、ビット単価を下げられる。その代わり電圧レベルの識別余裕が小さくなるため、書換え速度、書換え可能回数、データ保持期間といった信頼性の指標はいずれもSLCに劣る。用途に応じて使い分ける。
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問3(IPA)システム及びソフトウェア品質モデルの規格であるJIS X 25010:2013によれば、システム及び/又はソフトウェア製品の品質特性の定義のうち、“性能効率性”…
正解:明記された状態(条件)で使用する資源の量に関係する性能の度合い
要点:性能効率性は資源使用量まで含めた性能の度合い
性能効率性は、明記された条件のもとで、時間や資源をどれだけ使って求められた性能を発揮できるかを表す品質特性である。下位特性として時間効率性、資源利用性、容量満足性があり、単に速いかどうかだけでなく、消費する資源量まで含めて評価する点が特徴である。他の選択肢は保守性、信頼性、機能適合性の定義にあたる。
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問23(IPA)TCPに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:確認応答がない場合は再送処理によってデータ回復を行う。
要点:TCPは確認応答が無ければ再送して信頼性を確保する
TCPはコネクション型の信頼性のあるトランスポート層プロトコルで、送ったセグメントに対する確認応答(ACK)が所定時間内に返らなければ、そのセグメントを再送してデータの欠落を回復する。順序番号によって到着順序の入れ替わりも受信側で正しく並べ直せる。
出典:令和6年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。