MTUとフラグメンテーションとは?えむてぃーゆーとふらぐめんてーしょん
MTUは、1つのフレームが一度に運べるデータ部の上限であり、イーサネットでは通常1500バイトに設定される。上限を超えるIPパケットは複数の断片へ分割されて送られ、宛先で組み立て直される。この分割は処理と再送の負担を増やし、断片が1つでも欠ければ全体をやり直すことになるため、設計上は避ける対象とされる。
最終更新:2026-10-06
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伝送路ごとに一度に運べる大きさが違うため、送信側が経路上の最小値を知らないまま大きなデータを送れば、どこかで運べなくなる。IPv4は途中のルータが分割することでこれを吸収したが、分割はルータの負荷と障害の原因を増やした。IPv6が途中での分割をやめ、送信元が経路の最小値に合わせる設計に変えたのはこのためである。監査では、原因の分かりにくい断続的な障害の類型として押さえる。
具体例
VPNやトンネルを通す構成では、外側のヘッダの分だけ実質のMTUが減り、pingは通るのに大きなファイルの転送だけ止まるという現象が起きる。経路MTU探索を使うか、トンネル側でMTUを明示的に下げて回避する。監査では、こうした事象がインシデントとして記録され、原因まで追跡されているかを確かめる。
試験での引っ掛け
IPv6では途中のルータが分割せず、送信元が経路MTUに合わせて送る。経路MTU探索はICMPの到達不能通知に依存するため、ファイアウォールでICMPを一律に遮断すると探索が失敗し、通信が成立しないブラックホール問題が起きる。セキュリティ設定が可用性を損なう典型例として問われる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。