応用情報暗記無料で始める

状態遷移図・状態遷移表とは?じょうたいせんいずじょうたいせんいひょう

状態遷移図・状態遷移表とは、システムが取りうる状態と、イベントによる移り変わりを表す設計技法。図は状態を丸、遷移を矢印で描いて全体像を見せ、表は行に状態・列にイベントを取って全組合せをマスにするため抜けを機械的に検出できる。網羅性を見たいときは表、構造を見たいときは図と使い分ける。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2021年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:状態遷移表

この語が出る過去問を解く →

背景

画面遷移や通信プロトコルの仕様を文章で書くと、「この状態でこのイベントが来たら」という組合せのうち、書き手が思いつかなかったものが黙って抜ける。抜けたぶんは実装者の裁量になり、テスト項目にも上がらない。状態遷移表は、状態とイベントの直積を強制的に並べることで、この考えていない組合せを空欄として可視化する仕掛けである。

具体例

自動販売機を「待機」「金額投入済」「販売中」の3状態、イベントを投入・選択・返却の3つとすると3×3=9マスの表ができる。販売中に返却ボタンを押した場合のような、図を描いただけでは見落とす組合せが空欄として現れる。

試験での引っ掛け

網羅性の確認に強いのは表で、図は遷移の無い組合せを描かないため抜けに気づけない。全体像の把握は図が優れるので、「表のほうが直感的に分かりやすい」とする選択肢は逆になる。UMLのステートマシン図は、この図法にガード条件や並行領域を加えたものにあたる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では2回出題(2016年度〜2021年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 網羅性の確認に強いのは表で、図は遷移の無い組合せを描かないため抜けに気づけない。