マスカスタマイゼーションとは?ますかすたまいぜーしょん
マスカスタマイゼーションとは、部品と工程を共通化したまま、組合せと受注後の一部工程だけを顧客ごとに変えることで、大量生産並みのコストで個別仕様の製品を届ける方式。個別化する範囲を「組合せ」に絞り込むのが判断の要で、モジュール化と受注後組立て、生産設備のIT化が前提になる。
最終更新:2026-10-06
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規模の経済を取るなら同じ物を大量に作るしかなく、顧客ごとの要望に応えるなら1点ずつ作ってコストが跳ね上がる——この二つは長く両立しない前提だった。製品をモジュールに分け、確定を組立て工程まで遅らせる作り方が可能になったことで、量産効果を保ったまま個別化する余地が生まれた。応用情報では新しいビジネスモデルの一つとして、どこまでを共通化するかの判断とあわせて問われる。
具体例
デルのパソコンはCPU・メモリ・ストレージを注文時に選ばせ、共通の筐体へ受注後に組み付けて出荷する。ミズノのオーダーシューズも、足形の計測データに合わせるのは木型など一部で、ソールや素材は量産品を使い、価格を抑えたまま個別化している。
試験での引っ掛け
完全な一品物を作るオーダーメイド(個別受注生産)との線引きが問われる。設計から作り直すのは個別受注生産で、マスカスタマイゼーションはあくまで共通部品の組合せによる個別化であり、コストが大量生産並みに収まることが条件になる。多品種少量生産と同義でもなく、共通化とITによる量産効果の維持が伴わなければ該当しない。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問71(IPA)
IoTを活用したビジネスモデルの事例のうち、マスカスタマイゼーションの事例はどれか。
正解:眼鏡メーカーが、店内で顧客の顔の形状を3Dスキャナーによってデジタル化し、パターンの組み合わせで顧客に合ったフレーム形状を設計する。その後、工場に設計情報を送信し、パーツを組み合わせてフレームを効率的に製造する。
要点:マスカスタマイゼーションは量産効率を保ちつつ個別仕様に対応する
マスカスタマイゼーションは、大量生産の効率を保ちながら顧客一人ひとりの要求に合わせた製品を提供する仕組みである。3Dスキャナーで顧客の顔を計測して個別のフレーム形状を設計し、その情報を工場へ送って規格化されたパーツの組合せで効率的に製造する方式は、個別対応と量産効率を両立しておりエが該当する。
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 2. マーケティング > (2) マーケティング戦略に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。