ビジネスモデルキャンバスとは?びじねすもでるきゃんばす
ビジネスモデルキャンバスとは、事業の成り立ちを9つの枠へ書き出し、誰に何の価値を届け、それを支える体制と費用が釣り合っているかを1枚で点検するフレームワーク。右側に顧客セグメント・顧客との関係・チャネル・収益の流れ、左側に主要リソース・主要活動・パートナー・コスト構造を置き、中央の価値提案が両側を橋渡しする配置をとる。
最終更新:2026-10-06
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事業計画が文書だけで語られていた頃は、収益の見込みと、それを実現する要員や外部委託の手当てが別々の資料に散り、話が噛み合わないまま投資が決まりやすかった。1枚に収めて左右で費用側と収益側を対置させると、価値提案に対して体制が足りない、収益源のない活動に費用が乗っている、といった不整合がその場で見える。
具体例
オスターワルダーらが提唱した書式で、Miroなどのオンラインホワイトボードに標準テンプレートが用意されている。社内新規事業の検討で企画・営業・情報システム部門が同じ1枚を囲み、主要リソース欄に自社にない技術が並んだ時点でパートナー欄の埋め方へ議論を移す、という使い方をする。
試験での引っ掛け
9つの枠に競合や外部環境の欄はない——そこを見るのは5フォース分析やPEST分析で、この道具が描くのは自社の組み立て方に限られる。左右の配置を逆に覚えるのも定番で、費用側が左、顧客と収益の側が右である。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問69(IPA)
カーシェアビジネスをビジネスモデルキャンバスに当てはめた。bに該当するものはどれか。なお,ア~エはa~dのいずれかに該当する。 〔カーシェアビジネス〕 ・カーデ…
正解:車両の時間貸し
要点:ビジネスモデルキャンバスのVPは顧客に提供する価値そのもの
ビジネスモデルキャンバスのVP(価値提案)は、顧客に対して提供する価値そのものを書く欄である。このカーシェア事業が顧客に提供している価値は、必要なときだけ車を使える時間貸しのサービスである。なお主要資源(KR)は車両、顧客セグメント(CS)は必要なときだけ車を使いたい人、収益の流れ(R$)は月会費と利用料にあたる。
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 3. ビジネス戦略と目標・評価 > (1) ビジネス戦略と目標の設定・評価に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。