ノーコード・ローコード開発とは?のーこーど・ろーこーどかいはつ
ノーコード・ローコード開発とは、画面上での部品配置と設定を中心にアプリケーションを組み立て、記述するコード量を大きく減らす開発手法。コードを書かないものがノーコード、必要な箇所だけコードで補うものがローコードにあたる。要件を持つ業務部門が自ら作れるため伝達のずれと待ち時間が消える一方、統制の設計を伴わないと管理外の資産が増える。
最終更新:2026-10-06
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業務部門が小さな改善を求めても、情報システム部門は要件の聞き取りから開発・テストまでの工程を通す必要があり、着手までに数か月待たされることが珍しくなかった。待てない部門は表計算ソフトのマクロで凌ぎ、それが誰も直せない資産になった。作りたい人が直接作れる道具を用意し、代わりに統制を仕組みで担保する方向への組み替えである。
具体例
Microsoft Power Apps、kintone、SalesforceのFlowがこの類型にあたる。営業部門が紙とメールで回していた申請の承認を数日で電子化できる一方、認証・権限・監査ログはプラットフォーム側の機能に依存するため、その水準が自社の業務要件と内部統制を満たすかを情報システム部門が評価する必要がある。
試験での引っ掛け
作りやすさは統制の裏返しで、部門が独自に作った資産が把握されないまま増えるシャドーITの温床になる。作成者が異動すると誰も保守できない属人化も残るため、「開発と保守の費用が必ず下がる」とする記述は誤り。開発標準と定期的な棚卸しを前提条件として置けるかが判断の分かれ目になる。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問47(IPA)
アプリケーションソフトウェアの開発環境上で、用意された部品やテンプレートをGUIによる操作で組み合わせたり、必要に応じて一部の処理のソースコードを記述したりして…
正解:ローコード開発
要点:ローコード開発はGUI中心で一部だけコードを書く手法
ローコード開発は、GUI上で用意された部品やテンプレートを組み合わせて画面や処理を作り、標準機能では足りない部分だけを少量のソースコードで補う開発手法である。コーディング量を大幅に減らして開発期間を短縮できる一方、独自要件にも対応できる柔軟さを残している。コードを一切書かないノーコード開発とはこの点で区別される。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。