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VLIW(超長命令語)とは?ぶいえるあいだぶりゅー

VLIW(超長命令語)とは、同時に実行できる複数の演算を、コンパイラがあらかじめ1つの長い命令語へ詰め込んでおく高速化方式。どの演算を並列に回せるかの判定をコンパイル時に済ませるため、実行時に依存関係を調べる回路が不要になり、制御回路を小さく、消費電力を低く抑えられる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2025年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:VLIW、超長命令語

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背景

実行時に命令列を見て並列化するスーパースカラは、依存関係の検査と順序の入替えのために複雑な回路を必要とし、その分だけ面積と電力を食う。バッテリで動く機器や単価の厳しい組込み向けではこの代償が重い。並列化の判断を実行時からコンパイル時へ前倒しすれば、同じ並列度をより小さく安いハードウェアで得られる、という発想がVLIWで、応用情報ではプロセッサの高速化技術の一つとして比較の中で問われる。

具体例

信号処理向けのDSPや組込みプロセッサで採用されており、テキサス・インスツルメンツのTMS320C6000系が代表例である。積和演算、アドレスの更新、ループカウンタの減算を1つの命令語に束ねれば、フィルタ処理を1クロックあたり複数演算で回せる。インテルのItaniumも同じ考え方(EPIC)を汎用プロセッサへ持ち込んだ例にあたる。

試験での引っ掛け

スーパースカラと対で問われ、並列化を「誰がいつ判断するか」が分かれ目になる。実行時にハードウェアが判断するのがスーパースカラ、コンパイル時にコンパイラが判断するのがVLIWである。この違いから、VLIWは演算器の構成が変わると命令語の形も変わり、既存の実行ファイルがそのままでは動かず再コンパイルが要る。世代間の互換性を保ちにくい点が定番の弱点として出る。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では4回出題(2016年度〜2025年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • スーパースカラと対で問われ、並列化を「誰がいつ判断するか」が分かれ目になる。