RFI・RFP・RFQとは?あーるえふあい・あーるえふぴー・あーるえふきゅー
RFI・RFP・RFQとは、調達で発注者が供給者へ出す依頼文書の3種で、出す順序と求める答えが違う。RFIは市場動向や技術の実現可能性について情報の提供を求める段階、RFPは要求事項を示して実現方式・体制・費用を含む提案を求める段階、RFQは仕様が固まった品目について価格の見積りを求める段階に対応する。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
実現方式の見当も付かないまま提案を求めると、発注者は実現不能な要求や特定製品に偏った要求を書いてしまう。供給者の側も、提案の作成には無償で相当の工数がかかるため、精度の低い依頼には本気で応じにくい。情報を集める、提案を募る、価格を詰めるという段階に分けるのは、双方の手戻りと工数を抑えるための調達側の作法である。
具体例
官公庁の調達では、仕様を確定させる前に情報提供依頼や意見招請を公示して市場の実現可能性を確かめ、そのうえで提案依頼書を発行して提案と価格を評価する、という手順が制度として組まれている。民間でも、方式の選択肢を把握する段階と、要求仕様を固めて提案を募る段階を分けるのは同じである。
試験での引っ掛け
RFIの目的は情報収集であって、この段階で提案や見積りを求めるわけではない点がRFPとの取り違えとして頻出する。またRFPには要求事項だけでなく提案の評価基準やスケジュールも示す必要があり、提案を受け取ることと発注を決めることは別の行為である。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問66(IPA)
情報システムの調達の際に作成されるRFIの説明はどれか。
正解:調達者から供給者候補に対して、システム化の目的や業務内容などを示し、必要な情報の提供を依頼すること
要点:RFIは情報提供依頼、RFPは提案依頼
RFI(情報提供依頼書)は、調達に先立って発注側が供給者候補に対し、システム化の目的や業務内容を示したうえで、実現手段や技術動向、概算費用などの情報提供を求める文書である。これに対しRFP(提案依頼書)は、調達条件を示して具体的な提案書の提出を求めるもので、通常RFIの後に出される。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問65(IPA)
RFIを説明したものはどれか。
正解:システム化に当たって、現在の状況において利用可能な技術・製品、ベンダにおける導入実績など実現手段に関する情報提供をベンダに依頼する文書
要点:RFIは調達前に実現手段の情報提供を求める依頼書
RFI(Request For Information)は情報提供依頼書で、調達に先立ってベンダに利用可能な技術・製品や導入実績などの情報提供を求める文書である。市場にどんな実現手段があるかを把握し、要件や調達方針を固めるために用いる。具体的な提案を求めるRFP(提案依頼書)は、この後の段階で発行する。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問64(IPA)
情報システムの調達の際に作成されるRFIの説明はどれか。
正解:調達者から供給者候補に対して、システム化の目的や業務内容などを示し、必要な情報の提供を依頼すること
要点:RFIは情報提供依頼、RFPは提案依頼
RFI(情報提供依頼書)は、調達の初期段階で調達側が供給者候補に業務内容やシステム化の目的を伝え、実現方式や技術動向、概算費用などの情報提供を求める文書である。これで得た情報をもとに要件を固め、その後にRFP(提案依頼書)を出す流れになる。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問65(IPA)
情報システムの調達の際に作成されるRFIの説明はどれか。
正解:調達者から供給者候補に対して、システム化の目的や業務内容などを示し、必要な情報の提供を依頼すること
要点:情報収集がRFI、提案依頼がRFP。RFIが先に来る
RFI(情報提供依頼書)は、調達に先立って供給者候補へシステム化の目的や業務内容を伝え、実現手段や技術動向、概算費用などの情報提供を求める文書である。集めた情報をもとに調達の方針を固め、その後にRFPで提案を依頼するという順序になる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。