RAID5とは?れいどふぁいぶ
RAID5とは、データとパリティを全ディスクへ分散して記録する方式。最低3台を要し、n台構成での実効容量は(n−1)台分になる。1台が故障しても、残るブロックとパリティの排他的論理和から内容を再計算できるため、容量効率と耐障害性の釣り合いを取りたい場面で選ばれる。
最終更新:2026-10-06
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ミラーリングは確実だが使える容量が半分になり、台数が増えるほど費用の無駄が大きい。かといってパリティを専用の1台に固めると、どのブロックを更新してもその1台へ書込みが集中し、そこが性能の頭打ちになる。RAID5はパリティを全台へ散らすことで、容量効率とパリティ書込みの分散を同時に成立させた折衷案であり、その折衷ゆえの弱点が出題の的になる。
具体例
1TBのディスク5台で組めば利用可能容量は4TB。1台が故障しても復元しながら運転を続けられるが、この縮退運転中は読出しのたびに残る全台を読んでXORを計算するため性能が落ち、交換後のリビルドでは全台に長時間の負荷がかかる。
試験での引っ掛け
耐えられるのは同時1台までで、リビルド中に2台目が故障すれば全損する。2台まで耐えるのはパリティを2種類持つRAID6で、実効容量は(n−2)台分になる。この「n−1」と「n−2」の取り違えが容量計算の出題で最も多く、必要な最小台数もRAID5は3台、RAID6は4台と異なる。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問11(IPA)
8Tバイトの磁気ディスク装置6台を、予備ディスク(ホットスペアディスク)1台込みのRAID5構成にした場合、実効データ容量は何Tバイトになるか。
正解:32
要点:RAID5の実効容量は(参加台数-1)×容量。予備は除く
予備ディスク(ホットスペア)は通常時はデータを持たず、故障時の交換用として待機するため、実効容量には算入しない。したがってRAID5を構成するのは6台のうち5台である。RAID5は1台分の容量をパリティに使うので、実効容量は(5-1)×8=32Tバイトとなる。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. システムの構成 > (6) ストレージに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。