透明性(透過性)とは?
透明性(透過性)とは、分散システムの内部構造を利用者やアプリケーションに意識させない性質。位置透明性(どこにあるか意識しない)、複製透明性、障害透明性(一部が故障しても利用を継続できる)、規模透明性などがある。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2021年度)。
とうめいせい
透明性(透過性)の意味
分散システムの内部構造を利用者やアプリケーションに意識させない性質。位置透明性(どこにあるか意識しない)、複製透明性、障害透明性(一部が故障しても利用を継続できる)、規模透明性などがある。
透明性(透過性)の具体例
データベースを複数ノードに分割していても、アプリケーションからは単一の表として同じSQLで扱える状態。
透明性(透過性)は試験でどう引っ掛けられる?
障害透明性は「障害が起きない」ことではなく、「起きても利用者に見えない」こと。用語の直感と逆に感じやすい。
透明性(透過性)と関連する用語
透明性(透過性)が出た過去問
オープンデータの説明はどれか。
正解:営利・非営利の目的を問わず二次利用が可能という利用ルールが定められており、編集や加工をする上で機械判読に適し、原則無償で利用できる形で公開された官民データ
要点:オープンデータは二次利用可・機械判読可・原則無償で公開されるデータ
オープンデータは、営利・非営利を問わず二次利用が認められ、機械判読に適した形式で、原則無償で公開される官民のデータです。誰でも自由に加工・再配布できるようにすることで、新しいサービスの創出や行政の透明性向上につなげる狙いがあります。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問63(IPA)分散処理システムに関する記述のうち,アクセス透過性を説明したものはどれか。
正解:遠隔地にある資源を,遠隔地での処理方式を知らなくても,手元にある資源と同じ操作で利用できる。
要点:アクセス透過性は遠隔資源を同じ操作で使えること
アクセス透過性とは、資源が遠隔にあってもローカルの資源と同じ操作方法で扱えることをいう。利用者は資源の所在や遠隔側の処理方式を意識せずに済む。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問15(IPA)分散データベースにおける“複製に対する透過性”の説明として、適切なものはどれか。
正解:複数のサーバに一つの表が重複して存在しても、プログラムは表の重複を意識する必要がない。
要点:複製に対する透過性は表の重複配置を意識させないこと
分散データベースの透過性とは、内部の分散のしかたを利用者やプログラムに意識させないことをいう。複製に対する透過性は、同じ表が複数サーバに重複して置かれていても、プログラムはその重複や同期を意識せずに扱えることを指す。分割・位置・異種DBMSに対する透過性とは区別して覚える。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問30(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。