無線LANの暗号化(WPA2・WPA3)とは?
無線LANの暗号化(WPA2・WPA3)とは、電波は誰でも受信できるため、無線LANでは通信内容の暗号化が必須になります。WPA2はAESを用いるCCMPで暗号化し、WPA3はさらに鍵交換をSAEに改良して、弱いパスワードに対する総当たり攻撃への耐性を高めています。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2019年度)。
むせんらんのあんごうか
無線LANの暗号化(WPA2・WPA3)の意味
電波は誰でも受信できるため、無線LANでは通信内容の暗号化が必須になります。WPA2はAESを用いるCCMPで暗号化し、WPA3はさらに鍵交換をSAEに改良して、弱いパスワードに対する総当たり攻撃への耐性を高めています。
無線LANの暗号化(WPA2・WPA3)の具体例
家庭や小規模事業所では共有パスワードを使うパーソナルモード、企業では利用者ごとに認証するエンタープライズモード(IEEE 802.1XとRADIUSサーバの組合せ)を使い、退職者の権限を個別に無効化できるようにします。
無線LANの暗号化(WPA2・WPA3)は試験でどう引っ掛けられる?
WEPは短時間で解読できるため使ってはいけません。またSSIDのステルス化やMACアドレスフィルタリングは容易に回避でき、暗号化の代わりにはならない点が定番の出題です。
無線LANの暗号化(WPA2・WPA3)と関連する用語
無線LANの暗号化(WPA2・WPA3)が出た過去問
無線LAN環境におけるWPA2-PSKの機能はどれか。
正解:アクセスポイントに設定されているのと同じSSIDとパスワード(Pre-Shared Key)が設定されている端末だけに接続を許可する。
要点:WPA2-PSKは事前共有鍵が一致する端末だけに接続を許す
WPA2-PSKは、アクセスポイントと端末にあらかじめ同じパスワード(事前共有鍵)を設定しておき、これを知っている端末だけに接続を許す方式である。接続時にはこの事前共有鍵から通信の暗号化鍵を生成するため、パスワードが一致しない端末は接続も復号もできない。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問42(IPA)無線LANのセキュリティプロトコル,暗号アルゴリズム,暗号鍵の鍵長の組合せのうち,適切なものはどれか。
正解:WPA2(CCMP)=AES,128ビット
要点:WPA2はCCMPでAESを用い、鍵長は128ビット。
WPA2はCCMPという方式を用い、暗号アルゴリズムにAESを採用している。無線LANのWPA2で規定される暗号鍵の鍵長は128ビットである。一方、旧来のWPAはTKIPを用い、暗号アルゴリズムはRC4で鍵長は128ビットであった。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問45(IPA)無線LAN環境におけるWPA2-PSKの機能はどれか。
正解:アクセスポイントに設定されているのと同じSSIDとパスワード(Pre-Shared Key)が設定されている端末だけに接続を許可する。
要点:WPA2-PSKは事前共有鍵を知る端末だけを接続させ通信も暗号化する
WPA2-PSKは、アクセスポイントと端末にあらかじめ同じ事前共有鍵(パスフレーズ)を設定しておく方式です。接続時にこの鍵を知っていることを確認し、一致した端末だけに接続を許可するとともに、そこから生成した鍵で通信を暗号化します。認証サーバが不要なため家庭や小規模環境で使われます。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問39(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。