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機会損失(機会費用)とは?きかいそんしつ

機会損失(機会費用)とは、ある案を選んだために得られなくなった、別の案の利益。現金が出ていく費用ではないため会計帳簿には現れないが、案を比べて決める場面では費用として数えなければ判断を誤る。在庫を絞りすぎて売り逃した利益や、処理能力が足りず受けられなかった注文の利益も機会損失にあたる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。

応用情報技術者試験の頻出用語/ストラテジ系

別名:機会損失、機会費用

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背景

帳簿は実際に起きた取引しか記録しない。だから「やらなかったこと」の損は、どこにも数字として残らない。しかし意思決定とは選ばなかった案を捨てることであり、捨てた案の値打ちを勘定へ入れなければ比較にならない。会計の外側に、判断のための費用概念を置く必要があった、というのがこの語の出どころである。

具体例

在庫を絞った結果、月100個の注文を断ったとする。1個あたりの利益が500円なら5万円が機会損失で、これを在庫を増やしたときの保管費用と廃棄リスクと突き合わせて適正在庫を決める。サーバの空き容量を他業務へ回さず遊ばせている場合も、同じ考え方で費用として計上できる。

試験での引っ掛け

支出を伴わないため「損失ゼロ」と数えてしまう誤りが典型。逆に、すでに支払って取り戻せない埋没原価(サンクコスト)は、これからの選択では比較の対象に入れない。この2つは向きが正反対で、「ここまで投じた費用が無駄になるから続ける」という判断は埋没原価に引きずられた誤りにあたる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では1回出題
  • 分野:ストラテジ系
  • 支出を伴わないため「損失ゼロ」と数えてしまう誤りが典型。