命題論理と真理値表とは?めいだいろんりとしんりちひょう
命題は真偽が一意に定まる文を指し、それを否定・論理積・論理和・含意(→)でつないだものが複合命題。真理値表はその値を入力の全組合せについて並べた表で、二つの論理式が同値かどうかを、意味を考えずに行の照合だけで判定できる。ド・モルガンの法則の確認もこの表で足りる。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
自然言語の「ならば」「または」は文脈で意味が揺れ、仕様書や契約条件の解釈が読む人によって割れる。真偽値だけを残して記号に置き換えれば、意味をめぐる議論を表の突合せという機械的な作業に落とせる——これが命題論理の出発点。応用情報では、複雑な分岐条件を整理して同値な単純形に直す場面として、科目Aの論理式問題にも科目Bのアルゴリズム問題にも効いてくる。
具体例
命題を記号で扱う代数はジョージ・ブールが定式化し、クロード・シャノンがそれをスイッチ回路の設計に結び付けた。現在のLSI設計でも、VerilogやVHDLで記述した論理式を論理シミュレータが全入力パターンで評価し、仕様として与えた真理値表と一致するかを検証する工程が入る。
試験での引っ掛け
含意「A→B」はAが偽ならBによらず真、という行を落とすのが定番。また逆(B→A)と裏(¬A→¬B)は元の命題と真偽が一致せず、必ず一致するのは対偶(¬B→¬A)だけ。入力n個なら行数は2のn乗で、3入力を4行で済ませた表は列挙漏れ。
関連用語
出た過去問
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。