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予防保守とは?よぼうほしゅ

予防保守とは、障害として顕在化する前に潜在的な欠陥や劣化を見つけ、あらかじめ取り除いておく保守。JIS X 0161のソフトウェア保守類型では、訂正を目的とする保守のうち、発生後に直す是正保守と対になる位置づけになる。稼働中は不具合が見えないため、計画と点検の仕組みがないと後回しにされる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では1回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2020年度〜2023年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

保守費用の請求根拠が「壊れたものを直した実績」だった時代、まだ壊れていない部分に手を入れる作業は誰にも発注されなかった。ところが停止コストが大きいシステムほど、事後に直す損失は点検の費用を上回る。あらかじめ取り除くという類型を保守の分類に立てたのは、この費用対効果の逆転を、契約と計画に載せられる言葉として定義するためである。

具体例

サポート終了が半年後に迫るミドルウェアやサーバ証明書を一覧で管理し、期限の90日前に更新作業を起票する運用が典型である。ハードウェア側では、日本産業規格に沿った日常点検で電源装置やファンの劣化を交換周期で置き換える。IPAが公表する脆弱性情報を定期的に突き合わせ、悪用される前に修正を当てる運用もここに入る。

試験での引っ掛け

四つの保守類型の当てはめが定番の出題になる。発生した不具合を直すのが是正保守、OSやハードの変更に追随するのが適応保守、性能や保守性を高めるのが完全化保守で、予防保守は「まだ現れていない欠陥を先に取る」ものである。障害実績がないことを理由に対象外とみなすのも誤りで、指摘の根拠は障害の有無ではなく点検の仕組みの有無に置く。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では1回出題(2020年度〜2023年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 四つの保守類型の当てはめが定番の出題になる。