フリップフロップ(RS・D・T・JK)とは?
フリップフロップ(RS・D・T・JK)とは、1ビットを保持する基本的な順序回路素子。RS は set/reset、D は入力をクロック時点の値でそのまま保持、T は入力1のたびに反転、JK は J=K=1 で反転動作まで含む万能型。応用情報では、真理値表や状態遷移から出力波形を追わせる問題が定番。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2020年度〜2023年度)。
ふりっぷふろっぷ
フリップフロップ(RS・D・T・JK)の意味
1ビットを保持する基本的な順序回路素子。RS は set/reset、D は入力をクロック時点の値でそのまま保持、T は入力1のたびに反転、JK は J=K=1 で反転動作まで含む万能型。応用情報では、真理値表や状態遷移から出力波形を追わせる問題が定番。
フリップフロップ(RS・D・T・JK)の具体例
レジスタは D フリップフロップをビット数だけ並べたもので、クロックの立ち上がりで一斉にデータを取り込む。T フリップフロップを直列につなぐと、段ごとに周波数が半分になるので分周器やバイナリカウンタになる。
フリップフロップ(RS・D・T・JK)は試験でどう引っ掛けられる?
RS フリップフロップで R=S=1 は禁止入力(出力が不定)である点を見落としやすい。JK はこの組合せを反転動作に割り当てて禁止入力をなくしている。また「クロックの立ち上がりで動く」エッジトリガと、クロックが1の間ずっと透過するラッチは動作が異なる。
フリップフロップ(RS・D・T・JK)と関連する用語
フリップフロップ(RS・D・T・JK)が出た過去問
SRAMと比較した場合のDRAMの特徴はどれか。
正解:メモリセル構成が単純なので、ビット当たりの単価が安くなる。
要点:DRAMはセルが単純で安価だがリフレッシュが必要
DRAMは1ビットを1個のトランジスタとコンデンサで構成するため、メモリセルが単純で高集積化しやすく、ビット単価が安い。その代わり電荷が抜けるので定期的なリフレッシュが必要で、主記憶に使われる。フリップフロップを使うSRAMは高速だが高価で、キャッシュに使われる。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問20(IPA)図の論理回路において、S=1、R=1、X=0、Y=1のとき、Sを一旦0にした後、再び1に戻した。この操作を行った後のX、Yの値はどれか。
正解:X=1, Y=0
要点:NAND型RS-FFは0が有効。Sの0でセットされ保持される
この回路はNAND素子を交差結合したRS型フリップフロップで、入力はいずれも負論理(0が有効)である。S=R=1は保持状態で、Sを一旦0にするとセットが働いてX=1、Y=0になる。その後Sを1に戻しても保持状態に入るだけなので、X=1、Y=0がそのまま維持される。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。