スパニングツリープロトコルとは?すぱにんぐつりーぷろとこる
スパニングツリープロトコルとは、冗長化のためにスイッチ同士をループ状に接続したネットワークで、データが同じ経路を無限に回り続ける「ブロードキャストストーム」を防ぐため、論理的に一部の経路を自動的に無効化してループのない木構造(ツリー)にするプロトコル。
最終更新:2026-10-06
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障害対策として2本のケーブルでスイッチ同士を冗長接続した場合、STPが片方の経路を通常時は無効にしておき、有効な経路に障害が起きたときだけ自動的に切り替えて通信を継続する。
試験での引っ掛け
STPはループ経路を物理的に外すのではなく、論理的にブロック状態にして待機させる仕組み。冗長構成そのものは残っている。また対象はデータリンク層(レイヤ2)のループで、ネットワーク層のルーティングループはSTPでは防げない(そちらはTTLやルーティングプロトコル側の役割)。リンクアグリゲーション(複数回線を束ねて帯域を増やす)とは目的が違う。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問35(IPA)解説で登場
ブロードキャストストームの説明として,適切なものはどれか。
正解:ネットワークスイッチ間にループとなる経路ができることによって,特定のイーサネットフレームが大量に複製されて,通信が極端に遅くなったり通信できなくなったりすること
要点:ブロードキャストストームはループでフレームが無限に複製される現象
スイッチ間の配線がループになると、ブロードキャストフレームが経路を回り続けて次々に複製され、帯域とスイッチの処理能力を食いつぶす。これがブロードキャストストームで、スパニングツリープロトコルなどでループを論理的に切断して防ぐ。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問34(IPA)
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。