スタートアップ・ユニコーン企業とは?すたーとあっぷ・ゆにこーんきぎょう
スタートアップは、新しい技術やビジネスモデルで短期間の急成長を狙う新興企業を指し、堅実に事業を続ける一般の中小企業とは目指す成長曲線が違う。そのうち未上場のまま企業価値10億ドル以上と評価されたものをユニコーン企業と呼ぶ。市場で値が付く前に出資時の評価額でそこまで達する希少さを表した呼称である。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
事業を始めるのに工場や店舗への先行投資が要った時代、資金の出し手は担保を前提とする銀行融資が中心で、失敗確率の高い新規事業には金が回らなかった。クラウドとスマートフォンで初期投資が下がり、成功時の取り分を狙う出資が集まる仕組みが整った結果、上場を急がず未上場のまま巨額の評価を得る企業が生まれた。
具体例
日本では経済産業省がJ-Startupとして支援対象企業を選定し、政府のスタートアップ育成5か年計画が置かれている。未上場のまま大型調達を重ねた例としてPreferred Networksがあり、上場すればユニコーンの定義からは外れることが、この呼称が何を測っているかを示している。
試験での引っ掛け
条件は創業年数でも黒字額でもなく、未上場であることと企業価値10億ドル以上の2つ。上場した瞬間にユニコーンではなくなるという向きが定番の出題点である(100億ドル以上はデカコーン)。スタートアップを単に「できたばかりの会社」と読むのも誤りで、急成長を狙う点が要件になる。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問69(IPA)
新しい事業に取り組む際の手法として、E.リースが提唱したリーンスタートアップの説明はどれか。
正解:実用最小限の製品・サービスを短期間で作り、構築・計測・学習というフィードバックループで改良や方向転換をして、継続的にイノベーションを行う手法
要点:リーンスタートアップはMVPと構築・計測・学習の反復で進める
リーンスタートアップは、必要最小限の機能をもつ製品(MVP)を短期間で市場に出し、顧客の反応を計測して学びを得る「構築・計測・学習」のループを高速に回す手法である。仮説が外れていれば方向転換(ピボット)し、無駄な作り込みを避けながら事業を育てる。詳細な計画を作り込んでから実行する従来型とは対照的な考え方である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。