インクリメントとは?
インクリメントとは、スプリントで完成させた、それ単体で価値を確認できる動く成果物であり、過去のスプリントの成果を積み上げた累積の状態を指す。完成の定義を満たしていることが条件で、リリースするかどうかはプロダクトオーナーが別途判断する。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2020年度〜2025年度)。
いんくりめんと
インクリメントの意味
スプリントで完成させた、それ単体で価値を確認できる動く成果物であり、過去のスプリントの成果を積み上げた累積の状態を指す。完成の定義を満たしていることが条件で、リリースするかどうかはプロダクトオーナーが別途判断する。
インクリメントの具体例
第3スプリント終了時点で、商品検索・カート投入・在庫引当が動く状態がインクリメント。この時点で決済が未実装でも、社内の受入環境に配置して業務部門が触れる。触れた結果、検索条件の優先順位を入れ替える判断が早期にできる。
インクリメントは試験でどう引っ掛けられる?
設計書やプロトタイプだけではインクリメントにならない点が狙われる。また「インクリメントは必ず本番リリースする」も誤りで、リリース可能な状態にすることと、実際に出すことは別の判断。
インクリメントと関連する用語
インクリメントが出た過去問
アジャイル開発手法の説明のうち、スクラムのものはどれか。
正解:プロダクトオーナなどの役割、スプリントレビューなどのイベント、プロダクトバックログなどの作成物、及びルールから成るソフトウェア開発のフレームワークである。
要点:スクラムは役割・イベント・作成物・ルールで構成される
スクラムは、プロダクトオーナ・スクラムマスタ・開発者という役割、スプリントやスプリントレビューなどのイベント、プロダクトバックログやインクリメントといった作成物、それらを結び付けるルールから成る軽量なフレームワークである。短い期間のスプリントを繰り返し、レビューと振り返りで計画を調整していく点が特徴である。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問49(IPA)スクラムにおいて繰り返し実行するイベントのうち,ステークホルダに作業の結果をプレゼンテーションして,プロダクトゴールに対する進捗について話し合い,必要に応じてス…
正解:スプリントレビュー
要点:スプリントレビューは成果を示し進捗確認とスコープ調整を行う場
スプリントレビューは、スプリントの終わりに開発チームが完成したインクリメントをステークホルダに示し、フィードバックを得る場である。プロダクトゴールに対する進捗を確認し、今後何を作るかを話し合ってプロダクトバックログを調整する。作業の進め方を振り返るのはレトロスペクティブで、別のイベントである。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問50(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。