ワンタイムパスワードとは?
ワンタイムパスワードとは、一度使うと無効になる使い捨てのパスワード。一定時間ごとに新しい値が生成される時間同期方式などがあり、盗聴・使い回しによる不正利用のリスクを大幅に下げる。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2024年度)。
ワンタイムパスワード
ワンタイムパスワードの意味
一度使うと無効になる使い捨てのパスワード。一定時間ごとに新しい値が生成される時間同期方式などがあり、盗聴・使い回しによる不正利用のリスクを大幅に下げる。
ワンタイムパスワードの具体例
オンラインバンキングでスマートフォンの認証アプリに30秒ごとに変わる6桁の数字を表示させ、ログイン時に入力する。
ワンタイムパスワードは試験でどう引っ掛けられる?
使い捨てでもフィッシングに万能ではなく、攻撃者が入力をリアルタイムで中継すれば有効期限内に悪用されうる。またOTPは認証の3要素のうち「所持」にあたる1要素にすぎず、これ単独では多要素認証にならない。固定パスワードなど別の要素と組み合わせて初めて多要素になる。
ワンタイムパスワードと関連する用語
ワンタイムパスワードが出た過去問
インターネットバンキングでのMITB攻撃による不正送金について、対策として用いられるトランザクション署名の説明はどれか。
正解:利用者が送金取引時に、送金処理を行うPCとは別のデバイスに振込先口座番号などの取引情報を入力して表示された値をインターネットバンキングに送信する。
要点:トランザクション署名は取引内容を別デバイスで確認しMITBを防ぐ
トランザクション署名は、送金先口座番号や金額といった取引情報そのものを、PCとは別の専用デバイスに入力して認証値を生成し、それをサーバへ送って検証する方式である。PC上のマルウェアが取引内容を書き換えるMITB攻撃を受けても、利用者が意図した取引情報に基づく値と一致しなくなるため改ざんを検出できる。単なるログイン用ワンタイムパスワードでは取引内容の改ざんは防げない。
出典:令和1年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問13(IPA)A社は,従業員100名の食品製造・販売会社である。A社では,営業部が取り扱う顧客情報をX社のSaaSであるX顧客管理サービス(以下,Xサービスという)を利用して…
正解:有効から無効に変更する機能:機能1/無効から有効に変更する機能:機能4
要点:社外利用にはIP制限の解除と多要素認証の追加をセットで行う
社外からXサービスを使えるようにするには、社内のグローバルIPアドレスからのアクセスだけを許す機能1を無効にする必要があります。ただしそれだけでは利用者IDとパスワードだけが頼りになるため、所持要素であるワンタイムパスワードの機能4を有効にして認証を強化します。この二つの組合せが、利用範囲の拡大とリスク低減を両立させる変更です。
出典:令和6年度 (公開問題) 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。